みかん組の子どもたちは色水遊びをしました。
といっても絵の具を使った色水ではないのです。
今日使う材料は・・
ペットボトル
ペットボトルのフタ
お花紙
まずは好きな色のお花紙を選びます。
「ピンク色がいい!」
「恐竜の色の緑色!」
色の認識ができてきているだけでなく、
みんなそれぞれ自分の好きな色というのも答えられるようになってきました。
次はお花紙を指先を使って細かくちぎり、ペットボトルの中に入れていきます。
細かな作業にみんな集中!
いつもにぎやかな保育室がしーーんと静かになるほどでした。
「できたー!」
さぁ次はいよいよジュースを作っていきますよ。
ここで使う材料は、
計量カップ
じょうご(ろうと)
水
ペットボトルにじょうごをつけ、計量カップに
はいった水をそーっとそーっといれていきますよ!
お水をいれたらペットボトルのフタも自分たちで閉めます。
指先や手首をひねってクルクルとまわします。
私たち大人にとったら、ごく当たり前の動きのように思いますが、フタをギュッと握り、開ける時と閉める時で手首のひねりかたが違ったり、力加減を調整したりするのは子どもたちにとっては難しいことなのです。
でも、手や目や指を使う経験をすることでその刺激が脳に伝わり、自分の意思通りに自由に動かせる体をつくりあげていくといわれています。
言葉だけで説明しても子どもたちには伝わりません。
「自分でやってみたい」という子どもたちの意欲を伸ばすためにも、実際にやってみせます。
さて、みんなでペットボトルを振ってみましょう!
「わぁ!ジュースになってきたー!」
「バナナジュースのできあがり!」
お花紙が美味しそうなジュースに変身し、子どもたちは大喜び。
「美味しそう」
「飲みたーい」
魔法のようなジュースを自分たちで作り、
出来た時の子どもたちの嬉しそうな笑顔、驚いた様子の表情は本当に愛おしい姿でした。