新庄せいかナーサリーでは子どもたちにふわふわ言葉とちくちく言葉を伝えました。
「だいすき」「うれしいね」「たのしいね」「ありがとう」という心がふわふわ嬉しくなる言葉と、「あっちいって」「だいきらい」「こないで」「いや」という言われると心がちくちく痛くなる言葉。
當麻せいかこども園の田宮園長先生のお子様が夏休みの自由研究で、このふわふわ言葉とちくちく言葉の実験を卵を使っておこなったと聞き、2月からりんご組さんもこの実験を始めました。
「だいすきだよ」「たのしいね」「いっしょにあそぼう」
卵ちゃんに毎日声をかけました。
ニコニコの笑顔でふわふわ言葉を、そしてちくちく言葉を言う時には、なんだか少し悲しそうな表情でした。
言葉の意味を理解するようになり、また友だちの存在も意識するようになってきたりんご組さんなので「いっしょにあそぼうってゆってくれてありがとう」「いやっていわれたらわたしもいやだよ」と、この実験を通してお友だちの気持ちになって考えることが増えてきました。
さぁ1か月半がたち、卵はどうなったのでしょう!?
なんと、これだけ変化があったのです!!!!
ふわふわ言葉をたくさんかけてもらった卵は、しっかり形が残っていました。
卵の実験はりんご組さんだけが行いましたが、このふわふわ言葉は新庄せいかナーサリーのみんなに浸透し、ばなな組さんもさくらんぼ組さんも先生たちも、毎日みんながふわふわ言葉をたくさんお友だちや先生にかけていました。
ばなな組さんは「おはよう、だいすきだよ」「せんせいだーいすき」と両手をひろげて走ってきてくれたり、おうちでも「○○は○○せんせいだいすきなの」とお話してくれていたり、さくらんぼ組さんも「あっとー」とおじぎをしたり「だいすき」と言うかのようにギュっとしにきてくれたり、りんご組さんはお友だちのカッコいいところを見つけて声をかけてくれたり・・と、毎日ふわふわ言葉で包まれていました。
そんな中で毎日過ごしている子どもたちは、いつも自然とニッコニコの楽しそうな笑顔になり、笑い声であふれています♡
みんなこの1年で本当に大きくなりました。たくさんの愛らしい笑顔で、みんなを元気にしてくれる19名の子どもたち。
お友だちが大好き、先生が大好きと・・とふわふわ言葉をたくさんかけてくれる温かくて思いやりのある子どもたちなので、これからもたくさんの人に大きな愛を伝えてくれることでしょう。
4月からはまた一つお兄さん・お姉さんになりますね。
これからもみんなが毎日笑顔で楽しく過ごしていけますように、心から願っています。
令和7年3月28日