2018年2月26日月曜日

第1回 せいか芽ぶきフェスタ開催!!!

 2月24日(土)
 第1回せいか芽ぶきフェスタを開催いたしました。

今年度より子ども園になったことで、0・1歳児クラス保育と
小規模保育園 志都美せいかナーサリー開園で乳児保育を
始めさせていただいています。

かわいい子ども達と共に過ごしてきた生活は、
一番近くで成長を感じる毎日でした。

初めての乳児クラス行事をどのような形で開催するか?の会議では
迷わず出し合ったのが、

「子ども達の成長を喜び、これからの成長を願う」

そんな暖かい会にしたい!!


では、行事のネーミング決めです。
たくさんの案を出す中、
 『芽吹く』という言葉と出会いました。


「芽ぶき」という言葉には、
“植物の芽が萌え出ること。また、その芽。という意味があります。

花開く前の植物は、長い時間を経て少しずつ成長し、
春の訪れと共に小さくも力強い、輝かしい芽を一斉に吹き出します。
満開の花にも劣らない、華やぎと共に瑞々しく輝く姿を持つ新芽。

私たちの想いをこの言葉に込めましょうと決定しました。
記念すべき第1回。
これからもこの名前の意味を大切に、
皆様に愛される行事名であることを願っています。

そして、
子ども達の1年間を通しての成長や姿と
これからもますます花開いていく成長を願っています。

0・1歳児 たんぽぽ組
 「野菜さんでておいでーーー」


体を動かすことが大好きなたんぽぽ組の子ども達。
入園当初、まだ慣れない幼稚園生活に
涙を流してしまう日もありましたが、
外に出ると自然に泣き止み、
いつの間にか笑顔になって遊びだしていました。



雨で大好きな外遊びができない日も
サーキット遊びで沢山体を動かして遊びました。



先生が巧技台を出すと、
「やったー!!」と言って、走って集まってきてくれます。

子ども達が披露する巧技台の滑り台や跳び箱ジャンプ、
うさぎさんジャンプは、
日頃のサーキット遊びで自然に身についたものです。





志都美せいかナーサリー
  1歳児 いちご組
  「野菜さんでておいでーーー」


いちご組の子ども達は絵本の読み聞かせの時間が大好きです。
特に『やさいさん』の絵本がお気に入りで、
「やさいさーん、やさいさーんだぁれ?」と
体を揺らしながら一緒に歌を歌い
絵本の世界に夢中な子どもたちです。




4月入園当初は保護者の方と離れることが不安で
涙を流すこともありましたが、
今では笑顔で登園してくれるようになりました。





たんぽぽ組、いちご組の子ども達も
実は、この日、涙いっぱいで登園する子が
多かったのです。

いつもと違う保育室、
野菜の衣装を着て登園もいつもと違いましたね
お兄さん、お姉さん、お父様、お母様みーーんな一緒に
幼稚園に来たのに、どうして私(ぼく)だけ
先生にあずけられるのーーー!!
いろんな想いがあったことでしょう。

でも、保育室に入ると・・・
いつも通りの先生が笑顔で出迎えてくれて
いつも通りの絵本やおもちゃで遊びました。
頑張れるために、魔法のラムネも
朝のおやつで食べました。

すると、みんな笑顔に大変身でした。
先生たちもほっと一安心。
いつもの笑顔を見せてほしい・・・この
想い一つでした。

先生たち想いを受け、
いちご組さんも、たんぽぽ組さんも
一人一人、サーキットに挑戦し
にっこりポーズをしたり、
名前を呼ばれて、「はーい」とお返事したり
ダンスをしたり、重たい大根を運んだり・・・
みんなかわいいかわいい姿を見せてくれましたね。



ありがとう!!

5歳児 お客様をお迎えして・・・

2月23日(金)
毎年、地域の方をお招きして、
5歳児の子ども達の斉唱・器楽合奏を聴いていただいたり、
ふれあい遊びを一緒に楽しんでいただいています。

今年は、香芝市中地区の民生児童委員さんにお越しいただきました。
(逢坂寿老会の皆様も来園予定でしたが、急用でどうしても
 ご来園頂くことができませんでした。
 会長様をはじめ、毎年の恒例行事で皆様楽しみにしてくださっていた。と
 のちほどお話に来てくださいました。)

さて、会の始まりは子ども達の歌声をお聴き頂きました。



次に、フラワーチームによる器楽合奏 「My revolution」
スワンチームによる器楽合奏「白鳥の湖 フィナーレ」を
披露しました。


子ども達の歌声、演奏を近くで聴いていただいた
ご感想を子ども達に直接お話してくださいました。


「冬季オリンピック期間中で、日本中が感動する毎日だけれども
 せいか幼稚園の皆さんの演奏は、
 オリンピックの感動を上回る、大きな感動をいただきました。」

「ニコニコ演奏する皆さんから元気パワーをたくさんもらいました。」

「本当に幼稚園児ですか?大人みたいな演奏に驚きました。」

「たくさんの子ども達がいるはずなのに、歌声が一つに聴こえびっくり!
 思わず人数を数えました。80人くらいいるのかな?
 どうしてこんなにたくさんいるのに一つの声に聴こえるのでしょう。
 素晴らしいすぎてびっくりしてばかりでしたよ。」

たくさん、たくさんお褒め頂きました。
子ども達のパワーは、たくさんの人達を感動され、
たくさんの方を元気にできるようです。


そのあとは、一緒に遊んでいただきました
「じゃんけん列車」「ロンドン橋おちた」

初めてお会いする民生児童委員の皆様とも
話をしたり、手をつないだり
せいかの子ども達は本当に人懐っこいです。

「人懐っこい」ことは、これから進んでいく
人生で、何よりも大切な力です。
愛情いっぱいに そだててもらった子ども達は、
人が大好き。そのことをご両親様から教えて頂けた子ども達は
幸せですね。




実は、本日お越しいただいた民生児童委員の皆様は、
今年度2回目のご来園でした。
前回は、11月中旬でした。
「幼保連携型認定子ども園」という施設はどんなことをしているのでしょうか?と
管轄内にあるせいか幼稚園への視察依頼をいただいていました。

前回お越しいただいた時、ちょうど音楽会の個人練習が始まった頃でした。
「前回来た時、マリンバをぽんぽんと叩いて練習していた姿が、
 こんな立派な演奏につながったなんて、本当に感動しましたし、
 成長まで感じさせてもらいました。」とのことでした。

4歳児 音楽会の取り組み

4歳児クラスに進級、入園した子ども達は、
初めて取り組むことがたくさん
ありました。



その一つが「鍵盤ハーモニカ」の練習でした。
吹くと音が鳴る♪
とっても楽しいそう・・・
でも、どうやったら上手に演奏できるのかな~?


まずは、たくさん並ぶ白色と黒色の鍵盤の中から
「ど」の音を探すことから始めました。
指番号も覚えました。指の動かし方も。


今では、ドから高いドまで、指くくりや指またぎの動きも
滑らかになり、弾けるようになりました。
そして、それらの音をつかって
「チューリップ」「かえるの合唱」などの曲を演奏します。


しかし、子ども達は、うまく演奏できる日ばかりでは
ありませんでした。
悔しい気持ちも味わいました。
友だちや先生から上手いできるコツを教えてもらい
練習に励みました。
できるようになる楽しさや喜びも感じてくれたに違いありません。

今回の音楽会では、みんなで練習してきた鍵盤ハーモニカや
様々な楽器のパートに分かれて
初めての器楽合奏に挑戦しました。

自分の演奏だけで精いっぱいだった子ども達。
出来たところだけ、合わせてみる・・・あれ?うまく合わない・・・
少しずつ、少しずつ
一人一人、担当パートの役割を頑張りました。


秋の運動会で披露したマーチング。
この時に経験した心をさらにパワーアップさせ
一人一人の音が大切で
みんなの音や心を合わせることが大切であることを
目標に練習を重ねて参りました。


4歳児 時計チームと星チーム みんなが奏でる
ハーモニーを音楽会では
お楽しみいただけたこと、本当に嬉しかったです。



保護者の皆様の
大きな拍手、あたたかなまなざしが
子どもたちの大きな力となりました。
ありがとうございました。

3歳児 音楽の取り組み

3歳児クラスでは、
朝の会で椅子に座ることなど
基本的な集団生活ができるようになった頃に
「り・ん・ご・ぱく」と身近な果物の言葉を使って
ブレーメン幼児音楽研究所による音楽カリキュラムをもとに
リズムの基本となる
3拍の言葉うちから始まりました。

そして、1カ月ほど経つと、
言葉や数字で楽しんだリズムを
「たん」「うん」に変身させて
「たん・たん・たん・うん」と
三拍打ちが叩けるようになりました。
そのほかには、7拍うち、1・1・3拍うちと
リズムの種類もふえました。


また、リズムと共に
リズム楽器「カスタネット」練習もしました。
カスタネットで音をそろえることが難しく


「みんなの声とカスタネットはなかよしだよ。」と
声と楽器の音がそろうように
子ども達にも意識してもらいながら
毎日、少しずつ取り組みました。

音楽会への取り組みは、11月頃に
各クラスが演奏するリズム曲の大きな楽譜を
各保育室に登場させました。

子ども達は、大きな楽譜、たくさん並ぶ「たん」「うん」の音符に
興味津々でした。
毎日、自分の楽器パート譜とにらめっこするように立ち、
音楽に合わせて歌いました。
音楽を聴き、歌うことで
リズム合奏の曲にも親しみをもてるようになりました。

こんな風に、生活の中で自然と慣れ親しむ時間も作り、
リズム練習を頑張る時間もすごしていくと、
いつの間にか楽譜を暗譜していました。
おうちでもきっと、歌っておられたことでしょう??


音を楽しむを目標に・・・
また、リズム合奏の練習を通して
指揮をする担任をみること
みんなで合わせることの楽しさを感じてくれたことと思います。




気持ちをひとつにして演奏する子ども達に
ことし1年の大きな成長を感じています。
そして、これからの成長も楽しみです。

2歳児クラス 音楽の取り組み


今年度、4月に入園した2歳児すみれ組25名の子ども達は
身体を動かすことが大好きです。

特に、音楽に合わせて踊ることは、入園当初からみんなが
大好きな時間です。


10月頃より、ブレーメン音楽研究所の前橋先生による
リズム指導が始まりましたが、
いつも「楽しく」を目標にとりくんできました。
みんなで、3拍打ちを合わせるために、
「う・さ・ぎ・ぴょん」や
「か・え・る・ぴょん」など
3文字の身近な言葉を使い、

まずはリトミックのように身体をつかいながら
楽しく練習にとりくみました。

楽器をもっての練習になると、
さらにやる気もアップさせ、
一生懸命リズムを口ずさみながらも
練習に励んでいた子ども達です。

音楽会の大きな舞台、たくさんのお客様
まぶしいスポットライト
いつもと違うことがたくさんありましたが、
音楽会の舞台でも
すみれ組みんなの力200パーセント出し切り
明るく、楽しい子ども達の姿で
発表できました!!

5歳児クラス 音楽の取り組み 

5歳児クラスの子ども達は
うた、マーチング、音楽会器楽合奏など
これまでたくさんの曲と出会い
歌い、踊り、演奏し、音楽が楽しいものであることを
身体で感じながら取り組んできました。

幼稚園最後の音楽会では、
クラッシック音楽に挑戦しました。

クラッシック曲を練習するにあたり、
演奏するむつかしさと共に、表現することの難しさも感じました。
そこで子ども達に場面を思いうかべながら演奏できるよう

「白鳥の湖フィナーレ」の曲を演奏する子ども達には、
絵本をとおして、ストーリーを知ることから始めました。
すると、合奏中に
「今から、白鳥とぶところかな??」
「今、王子様と王女様が出会ってうれしいところかな?」と
子ども達がイメージを膨らませ
そのイメージに合うように
演奏をし始めました。

バレエ音楽くるみわり人形から「花のワルツ」を演奏する子ども達には、
くるみわり人形の物語の中に
「花のワルツ」という曲が流れることと、
バレエの曲としてもよく使われていることを伝え
実際にどのように表現されているか動画をみんなで見ました。
花が咲く様子を思い浮かべてることができるよう
構成やうごきに「わあ~すごい!きれい!」と大歓声。
その日から少しずつですが、子ども達の合奏も
プロのバレリーナの方たちのように
演奏で表現できるよう取り組みました。


たくさんの楽器パートの音、リズムを演奏することも難しかったですね。
その音やリズムを合わせることも難しかったです。
でも、音やリズムが合わさっていく楽しさ、心地よさ、喜びを
味わうことができたのは、子ども達のあきらめない心があったからです。

音楽を聴き、楽譜を読むことから一緒に始め、作り上げた音楽を
成長し大きくなり耳にした時に、「あっこれ、演奏した。〇〇楽器担当だったかな~」
「難しかったけど、たのしかった」「本番で拍手いっぱいもらった」など
仲間と共に努力したこと、最後までやり遂げた達成感を思い出してくれることでしょう。

せいかが、5歳児の器楽曲には、その年に流行った音楽を演奏するのではなく、クラッシック音楽を選曲する理由に、子ども達が大きくなった時にもなくなっていない曲で
あってほしい。子ども達にとって、思い出の大切な曲として心の宝箱にしまっておいてほしいですね。

本番での、緊張した表情を乗り越えたキリっと集中した真剣な表情、時折見せるかわいい笑顔、指揮者を見つめる表情からはこの1年で築いた先生との信頼関係も感じました。

5歳児全員の合唱での歌声には、
驚きしかありません。
力強くもあり、やさしさ、暖かさ ホールいっぱいに広がる
子ども達の歌声に涙が止まりませんでした。