4歳児クラスの子ども達が、
園庭でパラバルーンの練習をしていた日。
かわいい、ちいさなお客様がいっぱいです。
大好きな遊具遊びも
大好きな自転車遊びも
手を止めて、
「楽しそうだな~」
「いろんな形になるな~」
「おにいちゃんたち、かっこいいな~」
「わたしもおねえちゃんたちみたいに
やってみたいな~」
2歳児クラスの子ども達のあこがれる気持ちが
あふれる、熱い視線です。
この熱い視線に、さらなるやる気が溢れているのは
4歳児クラスの子ども達です。
「かっこいいところを見てもらいたい!」
「こんなこともできるんだよ!!」
この誇らしさが、お兄さんやお姉さんになった子ども達の
この大きなガラス窓から観戦です。
乳児棟の園庭に面するところを大きなガラス窓にしているのは、
子ども達が育ちあえる環境でありたいからです。
せいか幼稚園が子ども園に移行して5年目に入りました。
0歳児クラス~5歳児クラスの子ども達が過ごす園では、
小さな子ども達が大きな子ども達を「あこがれる」気持ち、
大きな子ども達が小さな子ども達に「やさしくする」気持ちが
たくさん育まれる場面、時間が増えたように感じています。
「あこがれ」は、真似てみたい、やってみよう、同じようにできた!と
挑戦する気持ちにつながっているようです。
「やさしさ」は、友だちへの言葉のかけかた、
相手の気持ちを「どうかな?」とかんがえたり、気づいたり、
自分とは違う人の存在を知ってみたくなります。
お世話をして、喜んでもらえると「ほこらしさ」を感じているようです。
だから、次からも人に「やさしくしよう」と思えるのでしょう。
そして、やさしくしてもらった子ども達も
このやさしさを感じて、自分も人にはやさしくしたいと
思えるのでしょうね。
子どもたちの温かさをたくさん感じる毎日です。
そして、少子化、核家族、そしてコロナ対策。
人とのかかわりが少なくなった時代だからこそ
「乳幼児期は多くの人間関係の中で育つと良い」
この言葉の意味の重要性を深く感じています。
たくさんの子ども達が
せいか幼稚園・志都美せいかナーサリーに集い
活動できること、
この毎日に感謝しながら、
これからも
『将来幸せになる子 伸びていく子を育てる』為に
保護者の皆様と手と手を携えながら、
お子様の良さを見つけ、一緒に喜び、
時には、一緒に悩み、考え、
子ども達の笑顔が溢れる毎日を
過ごして参りたいです。