2018年10月1日月曜日

3歳児 「指先あそび」

今日も自分の遊びたい遊びを選び、
「こうやってみよう」の目標、見通しをもって
遊んでいる3歳児クラスの子ども達です。


1人で黙々・・・と。
お友達との会話を楽しみながら・・・。



 その日、その時の気分で
選ぶ遊びも遊び方も変わります。



子ども達は、「指先あそび」を通じて
それぞれが、生まれ持った感覚や機能を楽しみながら
洗練させ、自分で自分をトレーニングしていき、
ひとつひとつできることを増やします。






子ども達の発達段階を踏まえた上で、
幼児期特有の知的好奇心を考慮して計算されて
作られた玩具を
絶妙のタイミングで、提供して下さるのは
「指先遊びアドバイザー」の横井ようこ先生です。
横井先生は、モンテッソーリ教育
0~5歳児の世界ライセンスをお持ちで、
日本に50数名しかおられない中のお一人です!!





絶妙なタイミングは、
子ども達の「やってみたい!!」の
意欲を湧かせ、
「できた!!」の達成感を繰り返し味わっています。



知的欲求を満たした子ども達は、
穏やかです。

遊びながら、おしゃべりする姿も
自分の意見を言い、
友だちの声にも耳を傾け、
その言葉のやりとりを楽しんでいます。



「指先遊び」により、
自分中心の思考から社会性と学びを養うベースが
育っていきます。

3歳児本日のエピソード

A君:「せんせ~『あの子がだめって言う』」
先生:「一緒にあそびたかったの?」
A君:「うん」
先生:「先生、応援してるから、もう一回言ってみたら?」
A君:勇気をもって、再チャレンジ!「遊ぼう」・・・
   先生の所に戻ってきて、『ダメって言う』
先生:「さみしかったね。今は遊べないけど、次は遊べるよ。
    『次遊んでね』って言ってみたらどうかな?」
A君:友だちに言いました。
   「後で遊んでくれるって・・・笑顔」
先生:「よかったね。がんばって言えたね。
    待っている間に好きなことして遊ぼうね。」
A君:「お絵かきしてくる!!」
   自分の想いを伝えられたことが、誇らしかったようです。

自分の想い、友だちの想い
通じ合う時もあれば、タイミングが合わずに通じ合わないこと(時)も
ありますね。この時に、「タイミングが合わなかっただけ。」と
感じることができれば、100%ダメなのではなくて、今だけがダメ。
それなら、待ってみよう。「そんな時もあるよね」
随分と気持ちが軽く(ラクに)なります。

先生に一緒に言ってもらったり、見守ってもらって心のサポート、
いろんなお手伝いの仕方をしてもらって
自分の想いを言葉にして伝えること、
多くの人間関係の中で過ごすことを経験しています。