日に日に寒さを感じる頃となりました。
せいか幼稚園のランチルームの暖炉に
今年初、火を入れました。
「幼児の頃こそ本物を」
ランチルームが、本物を感じる空間になるように・・・の一つが
「暖炉」です。
IH、オール電化のご家庭が増える今。
「火」を見ることも少なくなっています。つい「火」は危険な物と思いがちですが、
「火」が持つ良い面にも触れてほしい。
暖炉の火の色や炎のゆらゆら揺れる様子、薪がパチパチ音を立てる様子
何より暖炉のあたたかさを感じ、じわーっと身体に伝わってくる感覚。
この冬も子ども達は、暖炉の環境を通して
いろいろなことを感じてくれることでしょうね。
暖炉を見て・・・今日の子ども達のエピソード
・3歳児クラスの男の子が薪に火をつける先生に一言。
「ねえねえ、お肉焼くの?」
きっとバーベキューをしたことがあり、今見えている場面と自分の体験を繋げてくれたのでしょうね
・火をつける為に先生が、手袋をつけていました。その姿に4歳児クラス園児が一言
「どうして手袋を付けるの?」
その質問をきいた友達が、「だって暖炉は熱いでしょ。やけどしないように!」と教えてくれました。
子ども達は、自分たちが過ごす環境をとおして、気づきや発見をし、それを誰かと共有します。そして、暖炉を囲んで、どんどんイメージを膨らませたり、経験したことを交えながら話し合い、新たなアイデアや思いを巡らせることを楽しんでほしいです。