2016年11月18日金曜日

朝の会

少しずつ、ちょっとずつ・・・

 全ての教育に共通しますが、何かがきっかけで
短期間に劇的に子ども達が成長することはありません。

日々の何気ないことの積み重ね、
少しずつ、ちょっとずつの積み重ねの
繰り返しです。

もし短い期間で成長を感じたならば、それはそれまでに
小さな積み重ねをしているからです。

コップに少しずつ水をためている間は周りに変化は
見られませんが、いっぱいになった瞬間に水が
こぼれでるのと似ています。



せいか幼稚園の朝の会(日課)は、
この小さな水滴です。


毎日、15~20分間という短い時間ではありますが、
この時間の中で、幼児期に身に付けてほしい、
将来伸びていく子を育てるための土台作りを行っています。


土台とは、「人の話を聞く姿勢」です。
朝の会は、一言でいえば、
「先生の話を集中して聞く練習」と言えるかもしれません。


一般的にこの年齢の子ども達の集中力はとても短く
自分の興味のある事しかしたがりません。
また、興味のあるものが
コロコロと変わっていまうのも特徴です。
そこで、先生達は子ども達が集中しやすいように
朝の会の内容を組み立てます。





朝の会は、毎日行われますので、1日の内容は
少しの事ですが、継続して行うことにより
子ども達の大きな財産となっていきます。



子ども達の大きな成長につながる、小さな毎日こそ、
この『朝の会』なのです。