先日、ゆり組で鬼のお面を作りました。
このお面作りでは、
顔のパーツを自分達で動かして、様々な表情の鬼を作ります。
同じパーツでも配置や角度が変わると表情が変化することに気付いたり
また、その表情の後ろにある気持ちを感じたり・・・
「さあ、これはどんなお顔かな」
「にこにこのお顔」
「嬉しいことしてもらえた!」
「ありがとうっていってもらえた(*^^*)」
「じゃあこれは?」
「泣いちゃった!」
「雨が降ってきてお外に行けないんじゃない?」
「雷もなってきた!」
「おなかが痛いのかな」
いろんな答えが飛び交いました。
3歳児クラスの子ども達の答えが、こんな風に発展していっていることに
驚きです!!
「相手の表情から気持ちを読み取る」
「人の気持ちを考える」
小さな子どもには、まだまだむずかしい事です。
でも、今後の人間関係の中ではとても大切な事で、
私達も、日々大切にしたい事の一つでもあります。
入園した当初は、一人ひとりがしたい遊びを楽しんだり
お友達よりも、先生とのかかわりが多かった子ども達。
10カ月近くたった今では、
「○○ちゃん一緒に遊ぼう」と、子ども達同士のやりとりが増えてきました。
それぞれに、“気の合う友達”も少しづつ増えているように感じます。
それに伴い、けんかや、意見のぶつかり合いも出てしまいますが、
それも「友達とのかかわり」があるからこそ。子ども達の4月からの成長を感じます。
時には、
A「これで一緒に遊ぼう!」
B「えー」
A「いや?こっちにする?」
と、自分の意思ばかりではなく、お友達の意見を聞き入れようとする姿も見られるようになり、嬉しく思う日々です。
出来上がった鬼のお面には、
一人ひとりにストーリーがあります。
「これは怒っているお顔?」
「ちがう!強いお顔!」
もも組・うめ組は参観の時に、お面の製作を行います。
是非、お子様のお面を見て、
どんな表情・気持ちの鬼なのか、聞いてみてください(^^)