寒い寒い日の朝、お友だちが目を輝かせて登園してきてくれました。
「せんせい、あのね、ぼくこおりをガシガシしてきたんだ!!」
そうです。この日の朝は、園の駐車場の水たまりが凍っていたのです。
「あのね・・実はね、昨日の夜すごく寒かったでしょ。だから辰巳先生がみんなに内緒でバケツにお水をはってくれてるんだよ。氷できてるか見てみようね」
「ぼくはやくこおりみたい!!はやくいってきますしたい」と、いつもはなかなか保護者様と離れないお友だちも目をキラキラさせてバイバイしていました。
さぁ氷はできてるかな??
今回は思ったほど気温が下がらなくて、氷はできませんでしたが、型抜きにはった水の上部がほんのちょっぴり凍りかけていました。
「うわーーこおってる!!」と大喜びでさわり始める子どもたち。
少し凍ってるだけなので、中のほうで水が動いてるのが見えるのがおもしろかったようで、「こおりができてみずがうごきだしたね」
「おいみず!!しっかりうごくんだ!!」
と、カチコチ氷はできませんでしたが、自然現象に目をキラキラさせる子どもたちを見て幸せな気持ちになりました。
子どもたちの様子を見た後、もう一度駐車場の水たまりを見てみると、凍った水たまりを見て喜んでる姿が伝わってきました。
最近は「きのうゆきいーーっぱいふったよ」「おそとのみちがこおってたよ」「おやまがまーーっしろだった」と登園するなりお話してくれる子が多く、冬の季節をしっかりと目で見てさわって冷たさを感じてるんだなと、ほっこりしています。