2017年4月19日水曜日

4歳児クラス

4月、
進級児は、初めてのクラス替えと
新しい先生と新しいお友達との出会いにドキドキ緊張。

新入園児は、せいか幼稚園での新しい生活、
先生や友達との出会いにドキドキ緊張。

あたらしい生活は、予想以上に
緊張するものです。

「あの子にどんな風に声をかけたらいいかな?」
「これってどうやってするんだろう?」

頭の中は、毎日フル回転していることでしょう。
緊張から涙を流して、朝から一生懸命、
お父様やお母様に、言葉で表現できない気持ちを
伝えようとしています。

思わず「がんばって!!」と言いたくなりますが、
子ども達は、じゅうぶん頑張っています。

だから「がんばっていること」を
しっかり受け止められるよう向き合っています。

「行きたくなかったのにごめんね~。」
「いやだったよね~。」
「幼稚園に来てくれてありがとう」
抱きしめながら、手や背中をさすりながら、
こんな言葉をゆっくりと声をかけると、

身体いっぱいに力を入れていた子が、
すーっと力を抜き、ゆっくりと呼吸し始めてくれます。

「今日は、嫌だったんだよね。そんな日もあるよね。」と
声をかけると、「うん。」「いえにいたかった・・・」
話をし始めてくれます。

友達の中に、保育室に入る事も足踏みしてしまう日もありますが、
ちょっとだけ、手をつないで過ごしていると・・・
納得したように、心にスイッチを入れて
活動し始めてくれています。

心も体もたくさんがんばっていることを
受け止め、そのことが、成長につながるよう
一緒に過ごしていきたいです。
各ご家庭でのお子様の様子に変化がありましたら
お知らせ下さい。

さて、4歳児クラスでも
楽しい活動や頑張る活動が始まっています。

朝の自由遊びでは、遊びを通して、
新しいクラスのお友達との関係を作っています。

お天気のいい日は、必ず外遊びを楽しみます。
この日は、シャボン玉で遊びました。


「ふーーーーっ」
強く息を吹き入れたり、
優しく息を吹く込んだり、
繰り返し、繰り返しシャボン玉を作り

出来上がったシャボン玉が飛んでいく様子を見守ったり、
大きくできたシャボン玉の品評会をしていました。


楽しかったシャボン玉遊びは、
鍵盤ハーモニカを上手にするコツを
経験することができるのです。

マウスピースに吹き込む息の大きさや強さ
微妙なニュアンスを伝える時に、
シャボン玉遊びを思い出します。


「シャボン玉を作った時みたいに、
 壊れない様にやさしくふいてごらん。」

目の前には鍵盤ハーモニカがあるのですが、
子ども達のイメージの中には、大きくてきれいなシャボン玉が
できあがっているかもしれません。


朝の会もがんばっています。

2、3歳児クラスでの朝の会活動を土台に
また、今年1年も
コツコツとを朝の会で練習し、続けることの大切さ、
続けることが大きな力になることを
子ども達と実感していきたいです。