2022年1月17日月曜日

あったかいね~。きもちいいね~。

寒い冬は、せいか幼稚園のランチルーム中央の
暖炉に火がつきます。


給食を食べ終えると
自然と、暖炉の回りに集まり
暖炉の火が燃える様子を見つめる子ども達。


暖炉の火を見ながら、

いろんな声が聞こえてきます。

「ふーってふいてみる?きえるかな~?」と

息を吹きかけてみたり、

「ヒートロトムやな~」とポケモンのキャラクターを連想したり

「これは何を焼いてるん?」と質問してくれたので、

 「何を焼いていると思う?」と質問を返してみると、

迷わず「ごはん!!!」 キャンプの体験を思い出したのかな?

 

ある子は、「神社といっしょやな~。手を2回ぱんぱんってたたくんやで」

「この前、とんどに行ってきた!」などなど。


暖炉を囲む子ども達のこの風景。
この風景に心が温かくなります。


今から5年前、こども園に移行すると同時に
このランチルームが完成しました。
せいか幼稚園の教育方針である
「幼児の頃こそ本物を」をこのランチルームでも
子ども達にたくさん感じてほしい。という
理事長先生の子ども達への想いがいっぱい詰まったランチルームです。

オール電化のお家が増えた今、火を見る経験が少なくなってきた。
火は危ないというイメージが大きくありますが、
火の良さも同じくらいたくさんあります。

暖炉の火の方に、手の平を向けるとほんのりと暖かさを感じます。
おもわず、♪あったかいね~、きもちいいね~♪かえで組のお遊戯会の
お歌も聞こえて楽しいひととき。
炎がゆらゆら揺れる不思議な動きに、癒される子もいるでしょう。
ぱちぱちと燃える音、火のにおい・・・
昔の人は、こんな風に蒔を焚いて
お料理したり、お風呂を沸かしたり
生活には欠かせないものなんだよ~と
お話をすると、「へえ~」と不思議そうな子ども達。



 暖炉を囲みゆっくり過ごすと、子ども達からたくさんお話を聞かせてくれます。

暖炉を囲んで、寒い冬、子ども達とゆったりお話を楽しみ、

心はぽかぽかと温かい時間を過ごしたいですね。