2020年11月12日木曜日

4歳児 なわとびテープをたくさんゲット出来るように頑張ります!!

正課体操では縄跳びの練習が始まりました。

前跳びをするコツを南村先生が教えて下さいました。

縄を後ろにまわし、マントをつけたアンパンマンに変身!!

みんなでアンパンマンになって園庭をゆっくり走りました。


次は、縄を前にまわしてエプロンのようにして、
マント→エプロン→両足でジャンプして縄をとびます。

それを繰り返すことで前跳びができるようになるよと教えていただいたので
みんなでチャレンジです!

「むずかしいなー」
「出来ないなー」
という声が聞こえてきましたが、
もちろん教えていただいてすぐに出来ることではありません。

お遊戯会の練習や音楽会の練習と同じで、毎日何度も繰り返し練習することで
だんだん上手に出来るようになってくるのです。


やり方をマスターしたお友だちがお手本さんになってみんなに見せてくれました。

お友だちの様子を観察して、真似をしてみるのも練習方法のひとつ!
「上手だねー!」と、憧れや目標をもち、出来なくても何度もチャレンジしてみて、
目標に向かって頑張ってみようという意欲をもつことも、子ども達の育ちの中で大切なことです。


頑張って目標が達成できた時の「できた!」という気持ちが、
子ども達の次への自信につながっていき、また新しいことに挑戦してみよう!という意欲へとつながるよう取り組んでいます。

その取り組みの一つとして、なわとびテープがあります。





跳べるようになるたびになわとびにテープが増えていくので、
「前跳び〇回頑張ってみる!」
「先生みてみて、〇回とべるようになったよ」と今から意欲満々です。


南村先生から縄跳びのくくり方も教えていただきました。
「僕、ひとりでくくれるよ。教えてあげようか」と、お友だちに教えてあげたり、
「どうやってするか教えて」とお友だちに聞いてみたりと、
子どもたち同士のお友だちとのやりとりも、思いやりの気持ちをもったり、
助け合い、自らお友だちに感謝を伝える子もいたりと
以前よりなんだかお兄さん・お姉さんになったように思います。


体操が終わり、みんなで園庭で遊んでいたのですが、縄跳びをもって私のところに来てくれるお友だちがいました。

「先生・・僕、縄跳び上手くできないから悔しいんねん」

出来なくて悔しいという思いから、やり方を教えてほしくて来てくれました。

「先生と一緒にやってみよう!!」
そのあとも何度も何度も一緒に練習しました。

回数が増えていくたびに、はじめは片方ずつしかジャンプできなかったのに両足でジャンプできるようになり、またジャンプして縄を超えるタイミングも少しずつわかってきました!

1度ですぐに出来ることは何もありません。
少しずつの積み重ねが子ども達の大きな成長へとつながるのです。
「悔しいから出来るようになりたい」の気持ちがとても嬉しく思いました。

『繰り返す』ことの大切さをこれからも子ども達に伝え、取り組んでいきたいと思います。