4歳児に進級し、鍵盤ハーモニカ練習と共にバチ打ち練習も頑張っています。
運動会のマーチング演奏にむけての基本練習のバチ打ちは、年少さんの時に培ったリズム打ちに加え、バチの持ち方やバチを持った手・手首の動かし方、正座(お母さんすわり)をして集中して取り組む・・など、たくさん覚えることがありますが、音楽担当の吉川ちか先生にもたくさん教えて頂き、毎日少しずつ練習を重ねています。
「できた!!」「先生に上手って言ってもらった!」「早くバチ打ちしたいな」と、日に日に出来ることが増えることで子どもたちの「楽しい」「もっとしたい」の気持ちが増えてきています。
そんな子どもたちが運動会で演奏するマーチング曲が決定しました。
CMでも聞きなじみがある『みんな自由だ』です。
子どもたちに曲目と楽器発表を行う前に、初めてマーチング演奏に取り組む4歳児の子どもたちに・・と園長先生が魔法の言葉をプレゼントしてくださいました。
「みなさんは運動会でマーチング演奏をするんだけど、どんな曲なんだろう?どんな楽器を持つんだろう?どんなリズムなんだろう?って知らないことがたくさんありますね。でもそんな時は先生たちがたくさん教えてくれてみなさんは知ることができます。
ちぃくんとちぃちゃんはマーチングを知ることが出来てたくさん練習をすることが出来ました。こうくんとこうちゃんはマーチングの練習をたくさんしたらマーチングがどんどん好きになりました。そして、らくくんとらくちゃんはマーチングをする時間がドキドキワクワクしてきて楽しくなってきました。みなさんもマーチングを知って、好きになって楽しんでください。」
と話して下さり、ひとつの論語を子どもたちに紹介してくださいました。
『子曰く、
「之を知る者は、
之を好む者に如かず。
之を好む者は、
之を楽しむ者に如かず。」』
論語の意味は、
『どんなことでもわからないことがわかるようになると嬉しいですね。それをさらに好きになれたらもっと嬉しいですね。好きになっていつも楽しめたら、それは最高です。いつでもこの「知る・好きになる・楽しむ」の三段跳びが出来たら、素晴らしいと思いませんか』
園長先生からの魔法の言葉は『知・好・楽』
園長先生のお話にでてきたちぃくん・ちぃちゃん(知)、こうくん・こうちゃん(好)、らくくん・らくちゃん(楽)のように、マーチングを知り、毎日練習する中で好きになり、楽しんでニコニコの笑顔で取り組んでくれたらと思っております。
そんな魔法の言葉をいただいた子どもたちは、この日に4歳児では初めてどろんこ遊びを行いました。
着替えを行っている時から「どろんこ早くしたいな~」とワクワクした様子の子どもたち。
どろんこ遊びは密を避けるために2グループに分かれて行います。
砂場にシャワーの水が入ると「わー川みたい」と大喜びの子どもたちは、手で川を広げたり、深く掘って足湯のように足をつけてみたり、友だちと協力しあって大きな家を作ったりと、発想豊かでどんどん世界が広がっていきました。
面白かったのは、たくさん溜まった泥水を見て「いつもお父さんが飲んでいるコーヒーみたい」「えー!タピオカミルクティにも見えるよ」とお友だち同士で話し合っている姿でした。よく見ているなーと感心したとともに、子どもたちの素直な発想に「なるほど」と見入ってしまうほどでした。
足裏に感じる土や泥・シャワーの水の感触を楽しむ子どもたちの笑顔がキラキラ輝いていました。
そんな子どもたちはお手伝いも大好きです。
先日は、ランチルームの畑に植えられている夏野菜の水やりを私がしていると、子どもたちから「やってみたいなー」の声が。そこで数人の子どもたちに手伝ってもらうことにしました。
家庭でもお手伝いをしているようで、水が入った重たいじょうろを両手でしっかり持ち、「大きくなーれ」と上手に水をあげることが出来ました。お手伝いが大好きで、困っているお友だちや先生がいるとすぐに助けてくれる、優しい子どもたちの笑顔に毎日元気をもらっております!!