お手伝い大好きな年中さん。
お茶がこぼれたり、汚れているところがあると自分たちで雑巾を持って来て拭くようになっています。今日はいつも使っている廊下や玄関のお掃除をしました。
雑巾をギューッとしぼるのは少し力がいりますが、しっかりしぼらないと床が濡れてしまってみんながすべってしまいます。手首をねじり手先に力をいれることが必要です。これは、日頃遊びや生活の中で行っている、はさみを使う・お箸を使って食べる・ボタンのかけ外しや洗濯ばさみ遊びと同じで乳児期からの指先遊びの積み重ねで発達する手指の動きを身につけることで上手にできるようになります。
「お水がなくなるまでギューッ!!」と言いながら、手首に力をいれて雑巾をしぼります。
廊下では「よーいどん!」と雑巾がけ競争が行われていました。
雑巾がけには姿勢の発達、手の発達に重要な動きが含まれるのです。
①両手、両足、腹筋などを使って四つ這いで自分の身体を支え体勢を崩さず前に進む。
②足や腹筋を使ってしゃがむ姿勢を保つ。
といったように雑巾がけを行うことで体幹を鍛え、様々な感覚を養うことができます。
また、「ピカピカになったー!」と自分たちできれいにできたことを喜んでいる姿は誇らしく感じました。
「みんなの靴箱もきれいにするー!」
「窓もきれいにしたい!」と玄関や職員室の窓もきれいに拭いてくれました。
毎日の遊びの中で、お掃除やお手伝いの経験を取り入れ、充実感や達成感を味わえるよう、またその中でたくさんの感覚や身体を使う楽しさを感じられるようにしていきたいです。
お掃除やお手伝いはご家庭でも取り入れやすいと思いますのでぜひお楽しみくださいね。