2016年3月10日木曜日

年長 卒園に向けて・・・

3月卒園に向けて
年長児行事が続きました。

3月2日 「お茶のおけいこ」


「おさきに」
「おてまえ ちょうだい いたします」

いつもの生活では、使ったことのない言葉や
お作法に戸惑いながらも

楽しい経験ができました。

保育が始まる前の自由遊びの時間に

「作法室で『お茶のおけいこ』できますが、
 やりたいお友達いてますか?」と

保育室に声をかけに行くと、

「する!!」」とブロック遊びをやめて
作法室に移動してくれるくらいでした。







「作法室」では、心を静かに過ごす場所と
伝えると、いつもの元気な動きが

ひとつひとつ、丁寧になりました。

場所に合わて 話す声の大きさや
行動の仕方があることを知ることも
できたのではないでしょうか。




園長先生と一緒にお茶のおけいこをする日は
特別でした。

おいしいお菓子を、お抹茶を頂く前に
食べるのです。

お箸さばきも練習通りばっちり。

一口入れると、「にこっ」とおいしい顔になりました。


子ども達は、幼稚園だけでなく、
お家の食事時間にも
お汁椀やお茶碗を使って

練習をし、楽しんでいた様子を
保護者の皆様から教えて頂き

幼稚園だけでなく、活動がつながっていることに
嬉しく感じました。


「和菓子がにがてだなあ」と言っていたお友達が
このお茶会で、和菓子のおいしさを知ったそうです。
そして、その日のうちに
和菓子やさんへ 和菓子を買いに行き
お家でもお茶会を楽しまれたそうです。

また、卒園児のお母様からも

「せいか幼稚園でお茶と出会ってから、今も
 お茶のお稽古に行くことがあったり
 家にもお茶セットを用意して、家族でも
 楽しんでいるんですよ。ここで出会わせて
 頂いたおかげです。」というお話も
 聞かせて頂きました。

園長先生は、いつもお話されます。

「生まれて数年しかたっていない子ども達にとって
幼稚園での活動は、初めてのことばかり。

「初めてまして」が「楽しい」と感じることができれば、

次に出会う時には、「楽しかったから・・・」と
足踏みせずに、最初の1歩を大きく踏み出せるのよ。

だから、幼稚園の活動は、いつも
「楽しい」を目標に。




3月5日 「茶話会」

年長児と年長保護者が集まり、
幼稚園最後の思い出作りに、一緒に食事をしたり
ビンゴゲームをして楽しみました。


会食後には、スペシャルゲスト登場




かわいいハッピーガールも加わり
年長さんみんなも一緒に

音楽に合わせてダンスを楽しみました。


そして、最後は、☆保護者の皆様のお任せタイム☆

今年も年長有志の保護者の皆様が
笑いあり、涙ありの素晴らしい企画。
その為に
何日も練習し、何日もかけてスライド
作成を
してくださいました。



茶話会に参加する子ども達
保護者の皆様、先生達が
ひとつとなった盛り上がりは、

これからもずっとずっと
忘れることのない
「たのしかった!(^^)!」思い出の
1つになりました。



かわいい子ども達、素敵な保護者の皆様と出会い
せいか幼稚園で一緒に過ごすことが出来たことに
職員一同、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、年長保護者の皆様より、アルバムや花束を頂き、
これからもアルバムを開く度に、
楽しかった日々を思い出すことが出来、とてもうれしいです。

ありがとうございました。



そして、今週は、卒園式の練習。

胸を張って入場する姿、
証書を受け取る一人ひとりの堂々とした姿


背筋をぴんと伸ばし、椅子に座る姿

退場の練習では、先生たちがお母様役をさせて
頂いています。
一人ひとり先生と手をつないで
退場していくのですが、

先生達は、一緒に退場する子ども達に
「上手に言えたね」
「きっとお母様喜ぶね」などなど

歩く距離は、遊戯室の後ろまでの短いもの。

でも、その短い時間も先生と子どもとの
幸せな瞬間です。



大きな声で、
卒園児みんなの思いを表現するお別れの言葉



せいか幼稚園で一緒に過ごした日々を思い出し、
子ども達の大きくなった姿に



先生達みんな、

感動いっぱいの毎日です。