2019年3月2日土曜日

芽ぶきフェスタ、ありがとうございました!

先日は第二回芽ぶきフェスタにお越し下さり、ありがとうございました。



1年間、乳児クラスの子どもたちは、幼稚園で大好きな先生やお友だちと過ごした中で、

お返事やすべり台、ポーズを決めることや先生の真似をして踊ること、そしてリズム打ち・・・本当に沢山の成長をみせてくれています。

芽ぶきフェスタでは、
”子どもたちが1年間で出来るようになったことや大好きな遊びの姿をみてもらいたい”、
そんな担任の想いから、各クラスの子どもたちに合わせた舞台演目を構成致しました。

~第一部~


          

本日初めて舞台に立つ、つくし組の子ども達は、おすしに大変身して登場しました。
先生に名前を呼んでもらい返事をしたり、音楽に合わせて身体を動かしたり、
普段、園生活で親しんでいる活動を楽しむ姿を発表しました。

私たちは、4月からの毎日、子ども達の成長ぶりに感動の連続でした。
「〇〇ちゃん、もう寝がえりをうつことができたね」
「わあ!〇〇くん、ひとりで立てたね。やったね」など
 歩いたり、走ったり、お返事できたり、ひとりでご飯もたべることもできるように
 なりました。ひとりひとりの成長がめざましいです。


18名の個性豊かなつくし組の子ども達の成長した姿と、おいしそうなお寿司に変身したかわいい姿に温かい声援を頂きました。




初めての集団生活で成長した子ども達は、
日頃の遊びや生活の中で、
大好きな滑り台やお絵描きなどの遊びをプログラムに取り入れ、舞台で発表致しました。

子ども達は、好きな色を手に取ると、大きな模造紙にもダイナミックに描くことを楽しみます。また、サーキット遊びの中では、滑り台がお気に入りです。手足をしっかり動かしながら階段を上り、滑ることを繰り返し楽しみ、笑顔いっぱいです。

「この笑顔を披露したい!」と、日常生活を発表する場につなげてみようと思いました。

クレヨンに変身した子ども達は、大好きな滑り台を滑り、
子ども達が描いて作ったオリジナルシールを、
お姫様のドレスに貼って変身させてくれました。

最後のダンス「ハッピージャムジャム」は、
春から毎日のように踊っている お気に入りの
ダンス曲です。音楽が聴こえると手をたたいて喜び、
保育士のダンスを一生けん命見て、
真似る姿、歌いながら踊る姿がとてもかわいいです。

7色のカラフルなちびっこクレヨンちゃん達の

かわいい子ども達の姿でしたね。




すずらん組は、2チームに分かれて、お遊戯を披露致しました。
身体を動かすことが大好きな子ども達には、
「お遊戯の練習をする」ではなく、日々の遊び
活動の中で、音楽に合わせて踊ったり、リトミックを多く取り入れました。
すると、「たのしく」取り組みはじめることができたのです。

子どもたちの「たのしい」気持ちを大切にしながら、
特別ではなく、いつもみたいにやってみよう!と
振付の一部にリトミックを取り入れてみると、
恥ずかしくて参加できなかった子ども達もダンスに挑戦できました。




そして、すずらん組さんの得意なことは、「覚える」です。
本日披露する振付も、ダンスの立ち位置もあっという間に覚えてしまうのです。
お友達の立ち位置まで覚えてしまい、「〇〇ちゃん、こっち!」と教え合いっこしています。

しんちゃんチームの振付のかわいいポイントは、
お尻フリフリするところです。
可愛く踊る子ども達がかわいかったです。

ひまわりチームの振付ポイントは、マラカスを持って元気に身体を動かすところです。
マラカスを初めて持った瞬間から魔法にかかったように、みんなが笑顔になりました。

子ども達は、舞台に立つこと、たくさんのお客様にドキドキ緊張しましたが、
保護者様の大きな拍手と
大きな笑顔で子ども達をお迎えくださったおかげで、
ニコニコ笑顔で踊ることができました。





~第二部~


映画「となりのととろ」を発表のテーマにし、
0歳児は小トトロ、1歳児は中トトロ、
2歳児の男の子は大トトロに、女の子はメイちゃんに変身し、
できるようになったことを発表しました。
お子様の成長を皆様と一緒に喜び合えるひとときにしたいと思いました。

さて、志都美せいかナーサリーは、
0歳児4名・1歳児10名・2歳児5名の
異年齢保育を行っています。

年上、年下の子ども達が関わりあう生活は、
「あこがれ」「真似る」「やさしさ」「ほこらしさ」
「お手本になる喜び」子ども達同士で成長し合える素敵な環境です。




子ども達の成長や発達段階は、
月齢差や年齢差があり様々です。
様々だからこそ、こども達の発達段階に合わせた種目
「今、できること。できるようになったこと」を発表しました。

0歳児は、先生に名前を呼んでもらい返事をし、
少し離れた所にどんぐりを運びました。

1歳児は、砂が2㎏入った重いどんぐりをトトロの所まで運びます。

そして、ナーサリーの最年長2歳児は、
歌を歌い、リズム演奏を致します。

最後は、0~2歳児なかよしみんなが舞台にあがり、
ダンスを披露しました。



入園当初に比べると、動きも活発になり、
いろいろなことができるようになりました。
何より嬉しい事は、先生や友達と会話ができるようになり、
人と関わる楽しさを感じる毎日を過ごしていることです
。友達の名前を呼び合う声が聴こえる毎日です。
時には、助け合う場面も見られる友達への優しさを感じています。
身体を動かすサーキット遊びもお気に入り、
最近は戸外にある大きな遊具の長い滑り台に挑戦するお友達が増えています。

あさがお組の子ども達の「芽吹きフェスタ」初舞台です。
発表会という特別感があっても、
できる限りいつもの姿、成長した姿、
楽しむ姿を発表できるよう日常の中から発表する活動を考えました。

大好きな滑り台を舞台に置くことで、
「いつもと一緒」と安心して、初舞台を楽しんでほしいです。

4色のかわいい鬼に変身した子ども達は、
おなかペコペコの鬼さんに果物を届けました。
そして、最後には「鬼のパンツ」のダンスを披露しました。

子ども達の初舞台、かわいい姿でしたね。





すみれ組では、2チームに分かれてお遊戯を披露致しました。

子ども達は、
「この曲ながして~」「一緒に踊ろう」と
毎日声をかけてくれるほど、踊ることが大好きです。
披露しましたダンス曲もすぐにお気に入りの1曲になり、
「今日もダンスしよう!」と毎日の日課になるくらいに、
楽しみました。

「ジャンプ!」「次はひこうき」と振付の合言葉も覚え、
楽しく踊る子どもたちの姿が、とても嬉しかったです。





また、練習を進めるなかで、
お互いのチームにあこがれを抱き、振付を覚えてしまいました。

そして、練習するチームを応援する姿もあり、
「芽吹きフェスタ」に向けての活動を通して、
すみれ組みんなの気持ちがひとつになって
1年間一緒に過ごした子ども達の団結力が深まりました。

 
両チームともに、
お気に入りの振付になると、より一層笑顔が溢れています。

初めての舞台に少し緊張している子ども達でしたが、
すみれ組の元気いっぱいお遊戯を楽しみました。


芽ぶき」という言葉には、“植物の芽が萌え出ること。また、その芽。”という意味があります。
花開く前の植物は、長い時間を経て少しずつ成長し、春の訪れと共に小さくも力強い、輝かしい芽を一斉に吹き出します。
満開の花にも劣らない、華やぎと共に瑞々しく輝く姿を持つ新芽。

子ども達の1年間を通しての成長や姿、そして、これからもますます花開いていく成長を願い、“せいか芽ぶきフェスタ”と名付けました。



いつもの保育室とは違い、沢山のお客様の前で大きな舞台に立った子どもたち。
芽ぶきフェスタ当日は、環境の変化から、泣いてしまうことや練習通りに出来ない事もあったかと思います。
ですが、そんな姿も、”周りの環境を理解する力がついた”子どもたちの成長した姿の一つでもあるかと思います。
これからも、子どもたちのますますの成長を願い、日々過ごして参りたいと思います。