2015年12月28日月曜日

合同朝礼 「さるかに合戦」

毎週月曜日には、せいか幼稚園の
子ども達が全員集まって
「合同朝礼」を行っています。

たくさんのお友達が集まる遊戯室は
いつもとは少し違う雰囲気だけれど、
いつもの保育室と同じように

集中してお話を聞くことができたり、
きちんと座ることができたり、

1学期始めから取り組んでいる
「合同朝礼」の雰囲気にも
年少さんや、2歳児すみれ組の
お友達もすっかり慣れたようです。

12月14日の合同朝礼では、
表彰式と園長先生のお話を
聞きました。

年長児さんが、大きな大きな金メダルを
受賞しました。

なんと2つ目の金メダル。

二重とび20回達成し、前回のメダルよりも
大きな大きなメダルです。


大きな大きなメダルを見た子ども達も
「わあーーーおおきい!!」と驚くほど。

園長先生からは、「今日このように
素敵な金メダルを受賞するために
一生懸命、だれよりも努力をしたと思います。
よく頑張りましたね。」

金メダルを受賞した年長のお姉さんから
「努力すること、コツコツ頑張ること」の
大切さを学びました。

大きな大きな金メダル受賞おめでとう!!


園長先生のお話は、柿のお話から始まりました。


みんな、一生懸命話を聞いています。
実は、園長先生と先生達が
劇をしているのです。

園長先生が、「やさしいひろこちゃん」
「悪いひろこちゃん」に変身して、
子ども達にもわかりやすく

生活の中で
よくあるお友達との関わり方(おもちゃの貸し借り)を
演じました。

「悪いひろこちゃん」が、
お友達をばーーんと押してしまった場面では、
子ども達から
「だめーーー!!」「かわいそう」など
たくさんの声があがりました。

3つのシーンを見たあと
「どうして、宏子ちゃんが
 『あそうぼう』って言ったのに〇〇ちゃんは
 『いやーー!!』ってどこかに言ってしまったのかな?」
と園長先生が子ども達問いかけ、
 「だって、昨日、バーンしたからやーーー!」

お友達同士のやりとりを客観的に観察していた様子でした

その後
「さるかに合戦」の絵本を読んでもらいました。

いじわるなサルは・・・どうなったでしょう?

子ども達は、
園長先生の寸劇も重ねながら、
絵本を一生懸命、見て聞いていました。




寸劇最後の園長先生からの問いかけについては、
各クラスに戻って、もう一度
担任の先生と子ども達と一緒に思いだし、

子ども達の思いや
感じたことの意見が出し合う
機会をもってみたようです。

年中や年長クラスの子ども達は、
以前にも園長先生から教えて頂いたことを思いだし、

「いいことしたら、いいことが返ってくるんだよ。」

「悪いことは、だれも見てなくてもいつか自分に返ってくるって
 園長先生が前も言ってたからそれと一緒やな~。」

「今日のことだけじゃないんだあ。自分のやったことを忘れるくらい前のことも!!」という気づきをしてくれたお友達もいました。

すみれ組さんでは、
「ばーん!!したらあかんなあ。サンタさん見てるのになあ」と
小さい子ども達なりに
園長先生の話や劇の内容を理解しようと
してくれていたようです。


園長先生から大切な心を教えて頂きました。


数日たった日、

小学校5年生になる卒園児のお母様と
お話をさせて頂く機会がありました。

「この前、園長先生からさるかに合戦の絵本と共に
お友達と仲良くするための大切なことを
教えてもらったんですよ。」と
お伝えすると・・・


 「上の子、今でも、園長先生に教えてもらった
 お友達とは・・・という言葉を言う時があります。」

 「幼稚園の時のことと思っていましたが、子ども達にとっては
 幼稚園の時よりも複雑になっていくお友達関係を
 あの時園長先生に教えてもらった言葉を
 今も思いだしているようです。」