今年度は、コロナウイルス感染予防の為に、個人持ちの鍵盤ハーモニカを使用せず、
ミニキーボードを使用して、鍵盤ハーモニカのカリキュラムを練習しています。
1学期は、マーチングのリズムに特化した練習をしていた子ども達。
運動会が終わり、次は、音・メロディーを奏でます。
ミニキーボード本体には、鍵盤ハーモニカにはない、いろいろなボタンがついています。
「これを押すとどんな音がするんだろう?」「これは?」「こっちは?」
初めて出会うミニキーボードに興味を示す子ども達です。
もちろん練習中に興味があるから・・・と、好きなようにボタンを押して楽しむことはできません。」
だからといって、見えているものに興味が持っている子ども達に、「触ってはダメ」と
触らせないのも酷なことです。
そこで、子ども達が気になるボタンを押して、ボタンを押す事も体験しました。
同じキーボードなのに、ボタン一つで色々な音色に変身することをしりました。
「鍵盤ハーモニカとちがうね~」ワクワク楽しい楽器との出会いにこれからの
練習も楽しめそうです。
さて、ミニキーボードは、鍵盤ハーモニカと違って、
子ども達が、鍵盤のホースに息を吹き入れることをしません。
その分、子ども達は、指の動きに集中でき、音符を歌いながら弾くことができるようです。
4歳児は、一学期に少し練習をしていた鍵盤ハーモニカの事を思い出して
『ド』の一音から練習を始めました。
ミニキーボードでの練習を始めて2・3週間が経ち、
『ド』の場所を見つける事が簡単にできるようになってきています。
先週末から『ド』~高い『ド』までの練習を始めています。
5歳児は、先週からミニキーボードでの練習を始めました。
年中さんの時の事を思い出して
『指くぐり』『指またぎ』の復習をしています。
年中さんの最後に行った鍵盤ハーモニカの練習から半年以上経っていて、
「忘れている事があるね。」と、以前に練習した内容を少しずつ、
丁寧に思い出しながら、5歳児クラスの新しい内容も練習しています。
今までは「ようい」の合図でマウスピースを口の前、
左手は鍵盤を押さえて準備をしていたのが、
ミニキーボードで「ようい」をする時は、
鍵盤を押さえてしまうと音が鳴ってしまうので
鍵盤を触らず鍵盤の上で我慢!ということを子ども達と練習中です。
タンギングの練習でも、
マウスピースをくわえて舌をトゥトゥトゥと動かしていたものが
指を3回動かすことに変わり、新たに覚えることも頑張っています。
練習が終わる度に
「楽しかったー」と子ども達が話してくれます。
ボタンを自由に押して遊べるお楽しみタイムも
何度か入れながらメリハリある楽しい練習をしていきたいと思います。
4歳児も5歳児も新しい鍵盤に目を輝かせながら、よく頑張っています。