恐竜ランドの一角。
机に向かって、集中!!
声を掛けるのも申し訳ない位でしたが、
「ふーーっ(大きなため息)
あったーーー!!」
声をかけるタイミングを頂けたので
「何を探しているの?」と聞いてみました。
すると、
C「これは竜の涙やで。」
C「これを100個集めたら、
ドレスがもらえるんだって(^_^)v」
T「え~そうなの。先生ももらえるかな?」
C「う~ん(少し考えて・・・)
先生は、1000個集めたらいいよ(笑)」
数か月前位から、年長さんの間で流行り始めた
「竜の涙」探し。
外遊びから帰ってきた年長さんが、
誇らしそうに、「これ見て、本物やから」と
見せてくれていましたね。
先生達も子ども達の姿を見て
「懐かしい~」と
小学生、小さい頃のことが思い出されたようです。
「私も集めました!!瓶にいーーっぱい。
でも・・・しらない間に捨てられたこともあります(笑)」
子ども達の遊びは、どうやって伝えられていくのでしょう?
幼稚園の子ども達は、
小学生のお兄さんやお姉さんから教えてもらったのかな?
お兄さんやお姉さんがしている姿を観察して、真似ているのかな?
ホームページの中に記されています。
『遊びの中で、大人の姿を真似たり、
年下の子が年上の子の何でもできる姿を見て、
憧れることで様々な技や秘訣が伝承されていきます。
たくさんの子ども達が遊びこむことによって創造されてきた技術を、
遊びに加わりたい、上手になりたいという動機で、習得していくのです。
これが「模倣」の始まりとなり学習に取り組む力に発展していきます。』
子ども達は夢中になるくるいに好きなことに
一生懸命パワーを使い
満足できるくらいに遊びます。
この一生懸命遊ぶことができた「集中」が、
頑張る時に見せる子ども達の「集中力」に
つながっているのだと思います。
「遊び」は、「学び」です。