バチ練習が始まり、
昨年の運動会で、
初めて、レコード鼓隊に挑戦しました。
重たい太鼓がついたホルダーを
肩にかけ、入退場行進と演奏する姿に
頼もしさを感じ、
子どもたちは、たくさんの拍手を頂けたこと、
最後まで演奏をできた達成感を味わいました。
5歳児に進級し、
マーチングの基礎練習を毎日コツコツしています。
ブレーメンの吉川先生の指導も頂き、
「年長さんでも頑張ろう!!」スイッチが
入りました。
いよいよ運動会に向けての
マーチング練習が始まります。
曲は、「スターウオーズ」です。
今日は、マーチングでの担当パートの発表と
楽譜を配布しました。
その前に、
宏子園長先生のおはなしを聞きました。
「園長先生はどうしてえらいの?」って
質問されたことがあるお話から始まりました。
園長先生は、いろんなところに行って、
勉強して、たくさん知っていて、みんなに
伝えられるように頑張っているんだけど、
えらいのは、園長先生だけではないんだよ。
幼稚園の先生たち、バスの運転手さん、
事務の先生・・・・。
みんな、「適当でいいや~」
「大変だから、や~めた。」なんて
言わないで、自分の仕事を一生懸命考えて、
しているんだよ。
年長さんも、もちろん
がんばっているよね。
バチ打ちの練習や
小さいお友達のお世話
元気に幼稚園に来てくれています。
さて、大事なことは、
「そこをどう、がんばるか?」だよね。
だれがえらいではないんだよ。
今からパート発表がして頂くけれど
どの楽器にもそれぞれの役割があって、
そのパートをどんな風に頑張れるかが
好きになれるか、楽しめるかが
大切ですね。
この話を聞いて
「頑張れる!!」と答える子ども達でした。
そこで、園長先生、
「え~本当に???」
「マーチングって重たい楽器をもって
年長さんは、歩いて演奏をするんだよ??」
即答です。「できる!!」「大丈夫!!」
「甘いアイスクリームは、食べるをすぐに
『冷たくておいしい(*^^)v』と嬉しい気持ちに
なれるけれど、
マーチングは、残念ながら、すぐには嬉しい気持ちには
なれないね。でも、小さな階段をひとつひとつ上るように
毎日「できるようになったこと」を喜び、積み重ねると
大きな、大きな心に残るような喜びや楽しさが待っています。
そしてもうひとつ。みんなで協力すること。
このことができるようになると、心が嬉しいんだよ。
みんなが「頑張れる!!」って
かっこいい顔を見せてくれて、嬉しいですね。
たくさんの園長先生の話を
みんな、真剣に、園長先生の目を見つめて
聞く姿勢がたくましかったです。
各ご家庭に楽譜を持ち帰った子どもたちに
保護者の皆様から
「へえ~すごいね。(パート名)だったの。
よかったね。」と
お声をかけて頂き、子どもたちは
さらにやる気が湧いていることでしょう。
さてその後、パートの先生より
パート発表がありました。
ひとりひとり名前が呼ばれ、
みんなで拍手をしました。
「〇〇の楽器に選ばれておめでとう、そして、頑張ろうね」の
想いを込めて、拍手をしました。
パート発表で、選ばれたお友達に
「がんばって!!」と声をかけあう
かわいい姿もありました。
最後に、数年前、運動会で
当時の5歳児年長が
「スターウオーズ」演奏された映像をみました。
スクリーンを見る目は真剣です!!
「かっこよかった」
「背中がピンとのびてた」
「みんな、まえを向いていた。」
「僕たちも、私たちもあんな風にかっこよく
動いたり、演奏したいなあ」と憧れる気持ちが
わいているようです。