2015年7月1日水曜日

年長 マーチング練習

運動会プログラムのマーチング曲が決まり、
担当楽器が発表されたのが約1カ月前です。

ブレーメンの吉川先生からは
「かっこいい曲だけれど、難しいよ」と聞いていました。

楽譜を見た時には、あ~やっぱり難しいなあ~と
感じましたが、

子ども達と一緒に
「Back to the Future」の曲を聞いた時。

子ども達からは、
「かっこいい!!」
「この曲好きになる!!」という声があがり、

音楽を聴きながら、隣の友達と顔を見合わせ
にっこりとうれしそうにしていた姿。

今から始まるマーチングを
ワクワク、楽しみにしてくれていると確信しました。

あれから1カ月。

音楽に合わせての譜読み練習が始まり

楽譜を覚えることができました。


覚えたリズムの中で、難しいリズムは、
そのリズムだけを取り出し、
声に出すリズムと叩くリズムの音が合うように・・・



自分だけでない、一人だけでない、



たくさんの人数の子ども達が担当する
小だいこ、中だいこは、
みんなの音、リズムがそろうことにも
意識をして練習しています。


少しずつできるようになっていくリズムに喜びを
感じながら、

園長先生が教えて下さっているように

自分の担当楽器を好きになり、
どうするとこの楽器と仲良く、楽しく演奏できるんだろう?

みんな自分の楽器を誇らしく感じているように思います。


少しずつですが、毎日練習をするので
「今日は嫌だな~」と思う日ももちろんあります。


だから、先生達は、先生達の引き出しから
楽しくできる方法を持ってきてくれます。

例えば、難しいリズムを 「タ タッ タ タ」と言わずに

「今日の給食にはブロッコリーが出ますよ。では、
 『ブ ロッ コ リー』って叩いてみましょう」

さっきまで、上手にできなくて「難しいな~」と
困っていた子ども達の顔が、

「うふっ(笑)」笑顔になりました。そして
みんなの音が一つになりました。



また、一人ひとりの習得する時間も違います。
だから、先生たちは、一人一人に合わせた
個人練習の時間も方法も
大切にしています。

昨日、年長さんが私のいる職員室に来てくれました。

そして、
担任の先生にもらったメモを見せてくれました。
そのメモには
曲の中で、一番難しいリズム4小節分が書かれていました。

毎日口ずさんで、覚えられるように・・・

言えると裏面に担任の先生から頑張ったスタンプを
押してもらっていました。

そして、私にもそのリズムを口ずさんで聞かせて
くれました。上手に言えました。

私も裏面にペタッと頑張りシールを張りました。

すると、今日もメモを持ってきて、そのリズムを
聞かせてくれました。

「これな(メモのこと)~大事なものやねん。」と
宝物のように大切に大切に破れないように
持ちながら教えてくれました。

「頑張りたい」というこの気持ちを大切にしたいなあ
と思っています。

「好き」と思えるから
「頑張りたい」と思えるんだろうなあ。