2018年3月21日水曜日

第27回 せいか幼稚園卒園式

3月16日
あいにくの雨模様。

先生たちのさみしい気持ちが
空まで届いてしまったのかもしれません。

かわいい子ども達の旅立ちの日。

さみしいけれど、笑顔で、小学校へと送り出す。
担任の先生の最後の役割です。

いつもと変わらず、笑顔いっぱい元気に登園する
5歳児の子ども達を迎え、外は雨だけれど
園内は、晴れ模様。

みんな、晴れやかな表情です。
「大きくなったこと」子ども達も実感していたのでしょう。

そして、保護者の皆様も
節目となる「卒園」の日を迎えられ、

3、4年前の入園の頃の姿を思い出し、
大きく、立派に成長したお子様の姿に
大きな喜びを感じられたことと思います。

お子様のご卒園、
 まことにおめでとうございます。


さて、卒園式開式前には、
「ブランコ」の曲をお聴き頂きました。
 子どもを想う親の気持ち、
 子どもが親を想う気持ちを歌うこの曲に
 親になることができたこと
 我が子が生まれ、元気に育ってくれたことへの
 感謝、そしてどんどん大きく巣立っていく・・・
 大切な時間を毎日過ごせているんだなあ~と
 温かい気持ちになっていただいたことでしょう。

入園した頃のかわいい子ども達が映し出された
幼稚園の想い出。

誇らしく、堂々とした姿で
「卒園児入場」


「卒園証書授与」
 ひとりひとりが登壇し、
 宏子園長先生より卒園証書をいただきます。


入場する姿、証書を受け取る姿、
話を聞く姿勢、話をする園長先生やアラン先生、南村先生を
見つめる一生懸命なまなざし、
そして、お別れの言葉。

先生たちは、卒園児ひとりひとりの姿に
想いを馳せながら、この日を迎えることができた
喜びと、せいか幼稚園で共に過ごすことができた幸せ、
私たちを「先生」にしてくれたことへの
感謝の気持ちでいっぱいです。
  本当に、ありがとうございました。


退場は、子ども達からおかあさまへ感謝の気持ちを伝え、
一緒に手をつなぎ歩きます。


こんな風に、親子一緒に・・・は幼稚園の時だけ
短い距離だけれど、手をつなぎ歩くこと
手のぬくもり、「ありがとう」を伝えたことは
卒園児にとっても、保護者の皆様にとっても
大切な大切な宝物として、そーっと、心の中に。


5歳児担任よりメッセージ
お子様のご卒園誠におめでとうございます。

4月、年長へと進級した子ども達と
「これから1年よろしくね。」と挨拶を交わし、
どんな時も一番の味方でいようと決めた日が、
昨日のことのように思い出されます。

楽しかったことや頑張ったこと、
仲間同士助け合ったり思いっきり笑い合ったこと、
うまくいかずに悔しくて泣いてしまったことや
本当は大好きな友達なのに喧嘩してしまったこと。


毎日新しいことが起き、
子ども達が過ごした日々の中に
私たちも入ることができたこと、
それが何よりも嬉しいことだと実感しています。

そして、子ども達が
せいか幼稚園生活で得た気持ちや力が、
これから生きていく中で
頑張れる糧になることを願っています。



大好きな子ども達とのお別れの日がきてしまいました。
もっともっと先であってほしい・・・

今までのように毎日会えることが当たり前で
なくなってしまいますが、

泣いた分だけ強く、
笑顔いっぱいの人生を歩んでいけるよう、
私たちは今までと変わらない気持ちで
ずっとずっと子ども達を応援しています。

 

82名の子ども達と保護者の皆様に出会えたことを、
心から感謝しています。

今まで本当にありがとうございました。
 
        5歳児クラス担任