2017年8月15日火曜日

1歳児 たんぽぽ組

たんぽぽ組は、
この一年間、子ども達一人ひとりと保育者との愛着関係を大切にし、
子ども達が安心できる環境のもと、

自分の身の回りのことができるよう挑戦したり、
のびのびと遊んだり、
幼稚園生活を存分に楽しんで、過ごしてほしいと思っております。

また、日々の保育で褒め育てをすることによって自己肯定感を育て、
「自分でしたい!」「自分でできた!」という気持ちを大切に、
日々の保育を通して援助していきます。


指先アドバイザーの横井先生のご指導のもと、

握る、つまむ、押す、引く、積む、回す等の
子ども達の発達に合わせたおもちゃを
手の届く所に沢山用意しています。

指先遊びによる知能の発達はもちろんのこと、
小さな達成感や小さな成功体験の積み重ねを
大切にしています。


遊んだ後は、お片付けの時間です。
「お片付けをしましょう」「しなさい」ということではなく、

「おっかたづけ~おっかたづけ~さぁさみなさんおかたづけ~♪」と歌を歌い、
お片付けを始めます。

この歌が聞こえると、
「あっお片付けの時間なんだ」と
自然と片付けの活動にうつれるようにしています。


排泄の時間です。
子ども達の成長や各家庭と協力しながら、
オマルでトイレトレーニング。

オマルでおしっこができた時は、
「すごい!かっこいい!」と褒め、できなかった時も、
「上手に座れたね!がんばったね!」オマルに座れなかった時でも
「ちゃんと待ててえらかったね、ありがとう!」と、
保育方針である褒め育て長所進展法を大切に、
子ども達の自信・やる気に繋がるようにしています。
トイレトレーニングのポイントは、「明るく・楽しく」です。

子ども達一人ひとりの持つ良さを毎日見つけ出し、
褒め言葉をシャワーのように毎日何度も浴びせ、
自己肯定感を持つ子どもに育ってほしいと願っています。

順番を待っている間は、田ノ上先生の優しい絵本の読み聞かせタイムです。
「おしっこおしっこ」や「みててポロ」などの、
トイレやおしっこ、うんちにまつわる絵本を読みます。
自然とトイレに関心を持ち、
「トイレでおしっこができるってかっこいいんだ!」と
思う気持ちを育んでまいりたいです。

たんぽぽ組も朝の会を行います。

朝の会は、子ども達の「聞く力」を育て、
毎日少しづつ、ちょっとづつ積み重ねることが大切だと、
園長先生から伺っております。

たんぽぽ組の朝の会では、今お返事ハイを練習中です。
一人ひとりの名前を呼び、返事ができてもできなくても、
必ず褒め言葉で返すようにし、
朝の会が、子ども達にとって嬉しくて楽しい時間になるよう心掛けております。

朝の会が終わると、
みんな大好き外遊びの時間です。
自分で靴をとり、自分で履けるように練習をしています。
子ども達の「自分でしたい!」気持ちを大切にし、
時間がかかっても見守ります。

「自分でできた!」と達成感を味わえるよう、
靴が動かないよう支えたりと、こっそりと手助けするようにしています。

外遊びでは、かけっこ、ボール遊び、平均台や跳び箱、
フラフープ等を組み合わせたサーキット運動、
鉄棒や滑り台等の遊具で、沢山体を動かします。

子ども達の体力づくりはもちろんのこと、
沢山体を使うことで、運動に対する苦手意識もなくなり、
心身ともに柔軟で適応力が高くなります。

「幼児の頃こそ本物を」という教育方針にもあるように
子ども達に本物を感じてもらいたい。
そんな理事長先生の思いの一つが園庭の芝生です。

芝生には、虫達が沢山遊びに来てくれ、
幼稚園から一歩外に出ると、自然といっぱい触れ合うことができるんです。

沢山遊んでお腹もぺこぺこ。
魚国総本社さんの給食は、本当においしく、
また、一歳児の子ども達が食べやすいサイズにして提供して下さるので、
子ども達は、本当においしそうにパクパク食べてくれます。

最初は、あまり食べたがらなかった子どもも、
一度口にすると、その美味しさに気付いたのか、
今では自ら進んで食べてくれるようになりました。
スプーンやフォークが上手に使えるように無理なく練習もしています。



可愛くて可愛くて仕方ないたんぽぽ組の子ども達。
毎日のように「できた!」が増え、
日々成長していく子ども達に目が離せません。
「できるようになったね!!」と子ども達と喜び合う瞬間がなにより幸せです。

たんぽぽ組担任