2月中旬に開催する
音楽会は、幼児クラスの子ども達の
成長を発表する会です。
音楽会では、
学年みんなで歌を歌ったり、
3歳児クラス毎のリズム合奏、
4・5歳児は、学年を2グループに分かれて
器楽合奏の発表を致します。
音楽を奏でることを通して、
今年度一緒に過ごしてきた友達や先生と
心を合わせること。
練習したことを大きな舞台で発表すること。
大きな舞台、たくさんのお客様の前で
堂々と舞台に立つこと。
様々な目標を持って、音楽会当日を迎えます。
さて、2学期最終日は、
ブレーメンの吉川こうじ先生の指導日でした。
器楽合奏の楽譜と向き合って、
練習をしていることを見て、聴いて頂く日です。
秋のお遊戯会が終わった頃に、
器楽合奏担当パートの楽譜をもらい、譜読みの練習が始まりました。
練習当初は、先生から「練習しよっか?」と声をかけていましたが、
練習している友達の様子を見て、
自分たちから「私も練習する!」と声がかかるようになりました。
頑張る子ども達。毎日、少しずつの繰り返しが大きな力になっていることが
分かるよう、先生たちは、楽譜にスタンプを押したり、
シールを貼るなどして子ども達のやる気を全力で応援しています。
パートごとに違うリズムやメロディーを
先生たちは、実際に楽器で演奏して子ども達に聴いてもらったり、
手をとりながら、一緒に演奏したり・・・
合奏前の練習は、たくさんの時間をかけ
ひとりひとりが、演奏できるようにしています。
1フレーズ演奏できるようになると・・・
肩に力が入っていた子ども達にも笑みがこぼれます。
そして、「ここ一緒にやってみよう」
「ここからここまで合わせてみよう」と
あちらこちらで、小さな合奏が始まっています。
この日、吉川こうじ先生からは、
「よくがんばっていますよ。」
「次は、・・・風に練習してみると、もっと演奏が良くなりますよ」
「先生がメロディーを演奏してみるから、みんなもその音に合わせてみましょう」
「もっと大きな音で自信を持って演奏してみよう」などなど
褒めて頂くだけでなく、たくさんのアドバイスを頂きました。
担当パートを一生懸命奏でる
周りの音や演奏に耳を傾け、合わそうとする
指揮をする先生をしっかり見る・・・
出来上がるまでの過程は、決して簡単ではないけれど、
練習するみんなの姿は、キラキラ輝いています。
きっと昨日より上手にできるようになった自分が嬉しいから・・・
そして、次の日も「次はここができるようになりたい!!」と
頑張れるのでしょうね。