2018年12月19日水曜日

4歳児 ぺったん、ぺったんお餅つき

電動餅つき機や、便利な真空パックお餅が出回る現代。
昔ながらのもちつきは姿を消しつつあります。
米を餅にして食用にする日本人の知恵と、
その出来上がる過程を知ってもらうためにも、
幼稚園では、子ども用のきねを特別に作り、
3~5歳児クラスの子ども達がもちつき体験をしました。

おもちつき大会、
トップバッターは、
4歳児 かえで組・わかば組・まつ組の
子ども達でした。

用意された用具を見て
「これ、きね。」
「あっちが、うす」と
用具の名前もばっちり覚えていました。

いよいよ餅つきのスタートです!

熱々のもち米をまずは観察しました。

「これは何でしょう?」
「もちごめーー!!」

ばっちり大正解です。
「いつも食べてるご飯と一緒かな?」
「今はもち米は、どんな形をしているかな?」
問いかけると、もち米に興味津々で見つめ
観察しました。

最初は、力持ちの用務員のおじさんと
バスの運転手さんが、
お餅になるように、頑張って頂きます。

みんなは、大きな声で
「ぺったん!」
 「ぺったん!!」
  「ぺったん!!」

応援する声がどんどん大きくなりました。

最後の仕上げは、子ども達です。
子ども用の杵をもちます。

杵の先が、餅にくっついて
想像以上に重かったようです。


みんなの力持ちが合わさり、
臼のなかには、お餅が完成です。



出来上がったお餅は、
「鏡もち」にします。

年中さんの鏡餅は、本館玄関付近に
21日~かざる予定をしています。
お迎えの時に、見てあげて下さいね。

さて、できあがったお餅は、
食べることができませんが、
少しだけ、保育室に持って帰って
つきたてお餅の感触を味わいました。

「あったかい~」
「のびのび~」
「ふわふわ♡だね」
 「ほっぺみたい・・・」


そして、ランチライムは、
お母様に作って頂いたお弁当と
給食スタッフさんが作って下さった
温かい雑煮風汁物です。
雑煮の中には、大根や人参たくさんの野菜
そして、のどに詰まらせない餅に似せたもの。




春の遠足以来のお弁当タイムに
子ども達も大喜びでした。

もちつき体験とお弁当。
楽しみが2倍の1日だったようです。