2017年10月26日木曜日

お遊戯会に向けて、今週は、『見合いっこ』

お遊戯会リハーサルの日、
そして今週は、いよいよお遊戯会に向けて
演じるだけでなく、
他クラス、他学年のダンスやオペレッタ
劇を見合いっこしました。


見てもらえるうれしさを感じているのは2歳児すみれ組さんです。
舞台練習の時に、お兄さんやお姉さんたちが
前で見てくれていいると
はにかんだ笑顔、そして、いつもよりも大きな動きになるんです。


お客様役のお兄さん、お姉さん達からは
「がんばってーーー!!」と
優しい声援。自分達の小さかった頃を思い出しているのでしょうか?
とても、とても温かいまなざしで、見守っています。




3歳児年少さんは、担任の先生が目の前で
お手本のダンスをしなくても
堂々と踊れるようになりました。


舞台袖には、担任の先生達が見守っています。
目の前にはいないけど、
子ども達から見える所で、先生がスタンバイしています。

少し不安な時には、横を向いて子どもたちからの合図が届きます。
先生達は、その合図を受け取り、
「大丈夫よ」「上手!!」と声をかけたり
アイコンタクトしたり・・・
すると、子ども達も不安だったことがなくなり
笑顔で踊りだします。

3歳児の子ども達の一人ひとりの成長を感じる
かわいい、かっこいい、素敵なダンスです。

5歳児クラスの劇は、子ども達にも大人気です。
いつも一緒に遊んでくれるお兄さん、
いつもバスで優しく声をかけてくれるお姉さんが
舞台の上で
「大きな声でセリフを言ってる!!」
「楽しそうにダンスしているなあ」
「すごいなあ」

1クラスの劇は、30分近くあるのですが、
最初から最後まで、釘付けです。


園長先生から、お遊戯会のセリフ・演技のポイントは
「お・お・げ・さ・に」と教えて頂きました。

いつもの生活ではできないことも
舞台の上、演技中は、大きな声も、バタバタと音をたてることも
花丸です。
一人一人が、このポイントを心にとめて取り組んできました。

そんな5歳児クラスのお兄さん、お姉さんたちの演技を見た後の
4歳児年中さんの演技は、ガラリと変わります。


上達には、良い物を見る事、真似ることが一番の近道です。

「あんな風にすればいいんだ~」
「さっき見たみたいに、やってみようかな?」
一つ上の5歳児クラスの姿を、
憧れ、目標、お手本にしているようです。

一人ひとりのセリフはありませんが、
ダンスしながら歌ったり、音源に合わせてセリフを言ったり
4歳児のオペレッタを見ていると、元気になります!!

5歳児の劇 「リトルマーメイド」「美女と野獣」「アラジン」
この演目は、3年連続の演目です。

職員研修で5年前、私達が劇団四季「リトルマーメイド」を観た感動を
お遊戯会で、子ども達と演じることができたら・・・という想いから
始まりました。

3年連続の演目ですが、演出する担任、演じる子ども達が
変わりますから、今年の5歳児によります劇も見どころたっぷりです。

5歳児担任は、新年度が始まりすぐ4月に演目が決定すると
現在公演している地域まで足を運び、
劇団四季の本物の舞台を観て、学んで来ました。

今年1年一緒に過ごす子ども達とどんな舞台にしようかな?
子ども達の顔を思い浮かべながら、劇団四季の舞台を
観てきたそうです。

約3時間のストーリーを幼稚園バージョンに
演出、音源編集するのも全て担任の先生達です。
この時も もちろん
 子ども達の姿や表情を想像しながら・・・です。

練習する度に、役になりきり、堂々と演じる姿、
クラスの仲間と共に、ひとつの話を作り上げながら
相手を思いやり、励まし合い、切磋琢磨する姿に
毎日、感動の連続です。

そして、今年も年長保護者有志のお遊戯会スタッフの皆様には
予定していた作業日よりも多く園に集まって頂き
衣装の手直しなど裁縫の部分で先生達をサポートして頂き
ありがとうございます。
「素敵な衣装を着ることが楽しみ」この気持ちが
頑張る気持ちにつながっています。そして、
子ども達みんなの為に活動して下さった想いが、
子ども達のドキドキ緊張する本番の「お守り」に
なると思います。

台風情報が気になるところですが・・・
子ども達が楽しく、頑張っているこの大きなパワーが
台風接近をガードしてくれることでしょう。

お遊戯会当日は、舞台に立つ
かわいい子ども達におおきな、おおきな拍手を
贈って頂きますようお願い致します。