３歳児クラスでは、朝の会で椅子に座るなど、
基本的な生活が身についてきた頃に、
「り・ん・ご パク」と身近な果物を使って、
ブレーメン音楽研究所による幼児音楽カリキュラムを元に、
リズムの基礎となる３拍の言葉打ちから始めました。
そして、１ヶ月程経つと、
言葉や数字で楽しんだリズムを、
「タン」「ウン」に変身させ
「タン タン タン ウン」と３拍打ちが
叩けるようになりました。
そして、
『７拍打ち』
『１・１・３拍打ち』へと、
ステップアップしてきました。
また、リズム楽器のカスタネットの練習もしました。
音を揃えることが難しく
「みんなの声とカスタネットは仲良しだよ」と、
声と楽器が揃うように、毎日少しずつ取り組んでいきました。
音楽会への取り組みは、
１１月頃に各クラスで行う
リズム奏の大きな楽譜が保育室に
登場するところからスタートです。
子ども達は興味津々で、
自分のパート譜と睨めっこをしながら一生懸命、
譜読みをしている様子が見られ、
毎日「音流して!!」というリクエストが聞こえる程、
曲にも親しみを持つようになりました。
毎日の譜読み練習の成果で、暗譜もでき、
「音楽会の練習をするときは頑張る時間」と、
メリハリをつける意識もするようになりました。
リズム合奏の練習を通して、
指揮を見ること・みんなで合わせることの楽しさを感じ、
気持ちを一つにして演奏している子ども達に、
大きな成長を感じています。
そして、できるようになると、
楽しくて仕方ない様子です。
自由に遊ぶ時間も
「リズム合奏ごっこ」が始まり
楽しんでいます。
今日は、音楽会リハーサルです。
大きなホール、舞台を見て
どんな姿を見せてくれるでしょうか？
本番に向けての
ワクワクドキドキにつながってくれることを
願っています。