2022年2月17日木曜日

4歳児 器楽合奏の練習

本日、幼稚園での器楽合奏の練習が最後となりました。

幼稚園の楽器たちは、さざんかホールへ移動。

いよいよ子ども達が大きな舞台に立つ日がやってきました。

 

せいか幼稚園の教育、保育の中で大切にしている一つが「音楽教育」です。 

「音楽は、人生の喜び・幸せを感じられる素敵なものだから、

そのことを子ども達にも経験させてあげたいんだよ。」

また「音を楽しみ、子ども達がこの経験から

たくさんの学びと経験をさせてあげてほしい」と 

当時、担任をしていた私は、現会長先生(せいか幼稚園創設者)より

何度も何度もお話を聞かせて頂いていました。

そしてその想いは、今も大切に

せいか幼稚園の子ども達と一緒に「音を楽しむ」活動が続いています。




4歳児クラスの子供たちが進級した春。

新しいチャレンジが始まりました。

それが、ミニキーボードの練習です。

春から練習をコツコツと重ねてきました。

最初はドの音を覚え、指番号を覚えて音階練習をし、

あっという間にチューリップや

メリーさんのひつじなどの曲も弾けるようになりました。

どんどん新しい曲をしたい!と意欲的な子どもたち。




11月初旬より、音楽会の曲や一人一人の担当する楽器が発表されると

とても嬉しそうに練習に取り組みました。

やりたい!の気持ちから、

出来た!に変わり友達と合わせる楽しさも知り、

去年の音楽会とはまた1歩、

心まで成長した練習期間だったように思います。

 




1人ひとつ楽器を担当することに

誇らしげな気持ちで音楽会の練習を取り組む子ども達。

子どもたちの方から「先生練習しよう!」と声をかけてくれたり、

室内遊びの時間には

自ら鍵盤と楽譜を持ってきて練習する姿に感動しました。

 



Aチームは「星に願いを」演奏します。

子どもたち同士で、

教え合う姿や「先生、曲かけてー」と

メンバーを集めて子どもたちだけで、

小さな合奏をする様子も見られて、

いつも前向きに、明るい心で、本番まで楽しい期間を過ごしました。

 



Bチームは「大きな栗の木の下で」を演奏します。

大きな栗の木をイメージしてパワー溢れる演奏にしたい!という

目標で心をひとつにして練習に取り組んできました。

元気いっぱい音楽を奏でますので、演奏をお楽しみください




子ども達一人ひとりに、
「できた」「たのしい」「もっとしたい」が生まれ、
その「小さなできた!」が「大きなできた!」に繋がっていく姿は、
個人練習に携わった多くの先生達にとっても、
一緒に練習した時間は宝ものです。

先生が少し演奏し、
子ども達が見て、聞いてそれを真似る。
先生たちの励まし褒める言葉ににっこりうれしそうで、
誇らしげな表情もとてもうれしかったです。

頑張ったからこその達成感は、
いつでも自分のことを応援してくれる人がいる。
一緒に頑張る仲間がいることを
音楽会を通して改めて知ることができ、
この気持ちをこれからも大切に
歩んでいってほしいと願っています。