2018年5月11日金曜日

01歳児クラス レイチェル先生の絵本タイム


ずっとやりたいと思っていた、
英語の絵本の読み聞かせを
つくし組、たんぽぽ組、あさがお組でさせて頂きました。

まずは、たんぽぽ組、あさがお組。
きちんと座って待っていてくれましたよ。


絵本を読む前に、
普段先生たちが歌っている
“♪始まるよったら始まるよ~”の歌を英語で歌いました。
喜んで一緒に手拍子をしてくれる子、
いつもと違う音にちょっと戸惑っている子、
楽しそうににこにこしている子、と反応は様々。
 でもみんなに共通していたのは、じっと先生を見つめてくれていたこと。


歌が終わって、さぁ本日のメイン、絵本タイムです。
読ませて頂いたのは“Dear Zoo” by Rod Campbell
これは動物がたくさん出てくる本です。


そしてこの本のおもしろいところは、
各ページにでこぼこやぬいぐるみのような生地があって、
感触を楽しめるところ。

表紙のライオンのたてがみをまず先生が触ってみました。

”It’s so hairy!”とにこやかにみんなに話しかけると、
どうやら触っても大丈夫らしい、と思ってくれたようです。
こわごわながらも、
ほぼみんながライオンのhairy maneを触ってくれ、
中には触った後保育士の方を向き、
うれしそうに笑ってくれる子もいましたよ。

カエルのぺたぺたした手を触った後、
自分の手をじっと見て、
何かくっついてないか確認する様子に、
ちょっと笑ってしまいました。

ライオンの口元に開いた穴に指を入れて、
”Ouch!!と先生が言うと、みんなびっくり。

”Do you want to try it?”と聞くと、
“いやや~”と返ってきました。

先生、そんなに痛そうだったかな?
絵本が終わるまで、みんなじっと絵本を見つめ、
次はどこを触るの?という顔で待っていてくれる子もちらほら。
英語の絵本だけど、みんなとても楽しんでくれましたね。

 続いてつくし組。
歌が始まると、みんな目を丸くして、
前のめりになって先生を見つめてくれました。


どのページをめくっても、
一生懸命見つめ、きゃっきゃと声を出して笑い、
ゆっくりじわじわと絵本に手を伸ばしてくる様子は想像以上でした。

色んな感触を楽しんだり、
なじみのない感触にびっくりして涙したり、
もっと触りたいと本を引っ張ってみたり、と
幼いながらに感情を豊かに表現してくれ、
先生たちもその反応の良さに驚いていました。

絵本を読む声がつまってしまうほど、
目を見開いて食い入るように見つめてくれる姿は
かわいらしかったです。

 0歳・1歳の日本語もまだわからない赤ちゃんに英語なんて、
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、この日本語と外国語の区別がつかないうちに
いろんな言語の音を聞かせてあげると、
日本語にはない音を聞く力がなくなっていくのを
防ぐことができます。

 また、英語は難しい、というイメージがないので、
素直に理解しようとします。

日本語を介さないことで、
より英語をそのままで覚えることができるので、
より自然に身につけることができるとも言えるでしょう。

英語=楽しい・英語=不通のことと思ってもらえるよう、
色んなアプローチで英語にふれあってもらえるようにしてまいります!

せいか幼稚園 
英語講師 レイチェル