3歳までの時期は自分のしたい遊びを満足するまで遊ばせてあげることが重要です。
満足した子どもは、次にそのおもちゃをお友達に貸してあげることが出来ますし、なにより心が落ち着いてきます。
待つことができるようになります。
落ち着いて取り組むことができます。先生の指示、言葉が耳に入り。話を聞こうとする姿もみられます。
つまり社会性が身につき出す4歳、5歳からの一斉保育の前段階として
とても大切な遊びなのです。
子どもたちの産まれ持った力を楽しみながら伸ばす
指先遊びです。
「待つこと」
YY広場の床には、様々な並ぶ線が引かれています。
ここは糊付け活動の材料を準備するお友達をまっています。
今からおこなう自分の活動を見通して、
必要な物を選びます。
「のり」「細筆」「色紙パーツ」などです。
「早くしてよ!」
「まだ~」と焦らせるような声もかけずに
待っています。
これまでの3か月で、待っていれば順番が回ってくることを
知っているからです。
だから、お友達を押しのけたり、「早くしてよ!」と
いう必要がないことを知っているのです。
準備をしている子も手際よく、準備をします。
そして準備が整うと、次に待っている子に
「どうぞ」と言ってあげられる。
自分で言えた!という自尊心が、育まれています。