9月9日は「重陽の節句」（ちょうようのせっく）です。
重陽の節句を日本に伝えた中国では、
奇数は縁起のいい数とみなされており、
「9」は奇数の中でも最も数が大きい数字。
この「9」が2つ重なった9月9日は、大変いい日とされています。
そこで、今日の給食は、重陽の節句メニューです。
子ども達にもなじみのない節句ですが、給食を前に
ちょうようのせっくは、
「からだにいいきくのはながさくときに、
みんながけんこうでながいきできますように・・・とねがうひ」です。
とお話をしました。
どうして、ちょうしょうのせっくに、なぜ「きくのはな」なの？
「重陽の節句」がちょうど菊が美しく咲く時期にあたることがひとつ。
また、きくはやくそう（薬草）としても使われているため、
「ながいきしますように」とおねがいするひにつかっています。
今日の給食は「菊の花びら」が、きくのはなびらが、
ちらしずしのうえにかざられています
さて、お友達は食べることができたかな？
暑かった夏もようやく終わりを感じるように、
朝晩、そして今日は日中も過ごしやすい気温。
体感温度と共に、食を通しても「秋」を感じました。