毎月1回行う避難訓練です。
「給食室から出火しています。すみやかに園庭に避難しましょう。」
各保育室から 避難がはじまりました。
ピヨピヨクラスのお友達も
避難訓練に参加しました。
わかば組の子ども達は、ちょうど朝の会を始めるために
みんながお話を聞く姿勢になり始めていた頃だったそうです。
放送をよく聞いていたお友達が、
すぐに東先生に問いかけます。
「えっ!!きゅうしょうしつっていつも給食を
もらいにいくところだよね!?」
「そうだよ。」と東先生が答えると、
わかば組の子ども達の表情が一瞬にして
真剣になったそうです。
「隣の給食室が火事なら、
すぐに逃げないと!!」
きっとわかば組の子ども達ひとりひとりが
思ってくれたのだと思います。
静かに、落ち着いて、素早く移動し
避難することができました。
また、真剣に訓練に取り組んでくれた様子が
伝わってくるエピソードがありました。
避難訓練が終わり、保育室に戻る途中
年長さんが、給食室に立ち寄りました。
「給食のおばさん!!大丈夫ですか??」
「ありがとう、大丈夫よ」
「あ~よかった!(^^)!」
給食室でこんな温かいやりとりがありました。
訓練の放送で「給食室からの出火」と聞いて
訓練をしながらも心配をしてくれていたのです。
そして、そのあと
クラスのみんなにも
「給食のおばさんたち大丈夫やったでーー」と
大きな声で報告をしてくれました。
給食のおばさまのことを心配してあげる優しい心と
訓練だけれども、本当に起こったように取り組む
真剣な心に触れることができ、
とてもうれしくなりました。