2020年8月12日水曜日

年中さん!楽しかった1学期②

 

            いくつかの絵画制作も行いました。


山下先生が見つけてくださった大きなライオンの絵本から、みんなもダイナミックなライオンが描けたら楽しいだろうな・・と、この題材に決めました。

「私たち人間は、頭から髪の毛が生えている。それと同じようにライオンは顔の周りにたてがみが生えているんだよ」と伝え、ライオンの顔から『筆を思ったところに動かす』ということに挑戦しました。画用紙の端まで長く描く子や、1本1本のたてがみを同じ長さにする子、様々な長さにする子・・と、自分の思ったところに向かい線を描くようにたてがみを描いました。また自分の好きな色を選びミックスしたり同じ色だけを使ったり、筆独特の線を楽しんで描いていて、それぞれの表現で出来上がった可愛いライオンに見ている私たちも楽しませていただきました。

この他にも口を大きくあける練習からサメを描いたり、目や口、鼻の位置や特徴を知り、おかあさまの絵も描きました。



そして、生き物や虫が大好きな年中さん。廊下のメダカやカタツムリの観察に興味津々で、「あっ!!大きくなってる」
「ごはんどうやって食べるのかな?」
と、掲示している写真を見ながら勉強したり、話しかけてみたり・・・と、とても可愛いです。生き物にふれながら、特徴を知ったり感性豊かに育つというのは、大切なことですね。




他にも可愛い姿がたくさんあります。
年中の各保育室では、自分で鼻水や口周りの汚れ・襟を直すために鏡を備え付けているのですが・・・・・


いつもは椅子に座って行う歯磨きですが、鏡を見ながら奥までしっかり磨いている子や・・・


髪型がくずれていないかチェックをする子、
鏡の前で七変化をするかのように表情を変えてみて笑顔チェックをする子・・・

見ていることを気づかれると、何事もなかったかのように少し照れてはにかみながらその場を去ってしまうので、いつもそーっと見ては微笑ましい気持ちになっています。

本当に本当に可愛いです。

そしてそして、自分の衣服をきれいにたたむことも上手になってきました。


きれいにたたんで見せてくれ、自分のかばんに丁寧に直すことも少しずつできるようになってきました。

他にも、友だちが困っていたり泣いていると「どうしたの?大丈夫?」と優しく声をかけたり、友だちの持ち物が落ちていると拾って渡しにいったり、先生やお友だちの靴を履きやすいように向きを変えて並べてくれたり、自ら挨拶できる子が増えてきたり、時計を見て時間を守ることもできるようになってきました。ルールを守ったり、協調性や達成感を知り、またいろいろな感情があることも知りました。

1学期の間だけでもたくさんの経験をし、多くの学びがあって、その中で1日1日成長が見られました。
8月7日の終業式では、1学期頑張って大きくなったみんなに拍手を送りました。


2学期にはまたたくさん挑戦することがあります。
そんな中で毎日楽しく笑顔で一生懸命取り組んでいきたいと思います。

みんなの笑顔がたくさん見れる2学期になりますように♡