毎年3月初旬、せいかグループ相談役の宏子先生が
お抹茶を点てて下さり、卒園前の5歳児クラスの子ども達は、
生菓子 お抹茶を頂き、お茶会を楽しみます。
今年の5歳児クラスの子ども達も3学期が始まったころから、
すこしずつ、すこしずつ、このお茶会に向けて、
子ども達は抹茶や生菓子の頂き方をおけいこがはじまりました。
「おさきに。」と隣のお友だちに挨拶すると、
長いお箸を使い、
生菓子をお菓子の器から懐紙までそーっと、そーっと運びます。
生菓子を置いた懐紙を持ち上げ、
練習では、黒文字でパクっと食べる真似をするだけでなのですが、
ニッコリ笑顔です。
「あまい」「あー美味しい!」なんて当日の味を思い浮かべているようです。
次に、目の前にお茶が運ばれてきます。
お茶をいただく前に、ご挨拶。
「おてまえ ちょうだいいたします。」
茶碗を回し、「1、2、3」と3口で頂きます、
口が当たった場所を「きゅっきゅ、しゅっしゅ」。
心の中で、先生に教えてもらったお作法の言葉を唱えながら、
練習する姿は、みんな真剣です。
初めてのお作法に戸惑いながらも、
一つ一つ丁寧に行う姿に大きな成長を感じる時間です。
明日はいよいよお茶会当日です。
楽しみですね。
追伸:さて、この菓子器の中は本物でしょうか?
こちらは、子ども達のお茶会練習用のお菓子です。
昨年、ひまわり組を担任した小村先生が
かるっこ粘土で子ども達の練習用を作ってくれました。
練習から、子ども達の喜びがアップし、
大好評だったのです。
そこで、今年の子ども達の為にも小村先生が
新たに練習用のお菓子を作ってくれました!
みんな、楽しく当日のお菓子の味を楽しみにしながら
練習を進めることができました。
どれにしようか?迷ってしまいますね。