2021年3月4日木曜日

5歳児 お茶のおけいこ

  毎年3月初旬、せいかグループ相談役の宏子先生が

お抹茶を点てて下さり、卒園前の5歳児クラスの子ども達は、

生菓子 お抹茶を頂き、お茶会を楽しみます。

今年の5歳児クラスの子ども達も3学期が始まったころから、

すこしずつ、すこしずつ、このお茶会に向けて、

子ども達は抹茶や生菓子の頂き方をおけいこがはじまりました。


「おさきに。」と隣のお友だちに挨拶すると、

長いお箸を使い、

生菓子をお菓子の器から懐紙までそーっと、そーっと運びます。

生菓子を置いた懐紙を持ち上げ、

練習では、黒文字でパクっと食べる真似をするだけでなのですが、

ニッコリ笑顔です。

「あまい」「あー美味しい!」なんて当日の味を思い浮かべているようです。

次に、目の前にお茶が運ばれてきます。

 お茶をいただく前に、ご挨拶。

「おてまえ ちょうだいいたします。」

 茶碗を回し、「1、2、3」と3口で頂きます、

口が当たった場所を「きゅっきゅ、しゅっしゅ」。

心の中で、先生に教えてもらったお作法の言葉を唱えながら、

練習する姿は、みんな真剣です。


初めてのお作法に戸惑いながらも、

一つ一つ丁寧に行う姿に大きな成長を感じる時間です。

明日はいよいよお茶会当日です。

楽しみですね。

追伸:さて、この菓子器の中は本物でしょうか?



こちらは、子ども達のお茶会練習用のお菓子です。
昨年、ひまわり組を担任した小村先生が
かるっこ粘土で子ども達の練習用を作ってくれました。

練習から、子ども達の喜びがアップし、
大好評だったのです。

そこで、今年の子ども達の為にも小村先生が
新たに練習用のお菓子を作ってくれました!
みんな、楽しく当日のお菓子の味を楽しみにしながら
練習を進めることができました。

どれにしようか?迷ってしまいますね。