3月5日(金)
5歳児クラスの子ども達は、卒園前のお茶会でした。
昨年度同様、新型コロナウイルス感染対策として、
①作法室を常時換気できるよう閉めきりにしない
②1クラス5グループで行い、作法室に入室する人数を少なくする。
③主菓子の入った菓子器とお箸は、子ども達の共有になるので、器からとるお菓子は、
小村先生手作りの「ダミー和菓子(かるっこ粘土)」にし、子ども達が食べる前に、本当に食べることのできる和菓子に入れ替える。
小村先生手作りの「ダミー和菓子(かるっこ粘土)」にし、子ども達が食べる前に、本当に食べることのできる和菓子に入れ替える。
このようなことを子ども達と協力しながら取り組みました。
北今市の 松庵さんが、
かわいい蝶と桜のお菓子を届けて下さいました。
北今市の 松庵さんが、
かわいい蝶と桜のお菓子を届けて下さいました。
お茶のおけいこをしていた時から、
「お茶会の日は本当のお菓子なの?」
「お茶会の日は本当のお菓子なの?」
「抹茶大好き!」
「今日は本物のお菓子食べられるんだよね?」
とワクワクしていた子ども達。
お茶会当時は、とても嬉しそうで、
お茶会当時は、とても嬉しそうで、
お抹茶と和菓子を味わっていました。
そして、このお茶会では、
せいかグループ相談役の宏子先生が
子ども達の目の前で実際にお茶のお点前を見せて下さり、
子ども達は、釜からお湯を茶碗に注ぐ様子や
茶筅でお抹茶をたてる様子をじっと見つめていました。
茶筅でお抹茶をたてる様子をじっと見つめていました。
覚えたてのお作法は、
みんなに見られながら、
カメラ撮影にも少し緊張した様子でしたが、
みんなに見られながら、
カメラ撮影にも少し緊張した様子でしたが、
一つ一つ、丁寧にすることができました。
お抹茶を飲むのは、この日が初めて。
一口飲み・・・
「にがい!」という表情をする子。
一口飲み・・・
「にがい!」という表情をする子。
「美味しかった~!」と感想を教えてくれた子。
お稽古の撮影が終わると、
「先生、お茶会楽しかった!」
「お菓子、すっご~~く美味しかった!!」
「お菓子のおかわりしたかった!」
とお話してくれました。
お茶会の練習では、
「相手を思う心」
「心を静めて、一つ一つ丁寧に気持ちを込めること」を
合言葉に取り組んできました。
隣の人より先に頂くから「おさきに」
お茶をたてて下さったお礼、労いの心で「お点前頂戴します」
いつもの会話ではなかなか使わない言葉ですが、
お相手のことを想う素敵な言葉と出会ってもらえたように思います。
お茶をたてて下さったお礼、労いの心で「お点前頂戴します」
いつもの会話ではなかなか使わない言葉ですが、
お相手のことを想う素敵な言葉と出会ってもらえたように思います。
お茶会前日の日には、
自由遊びの時間に自分たちでも”主菓子”を作ってみました。
「先生、いつもの練習の時のお菓子を作ってみたい!!あれはどうやって作るの?」そんな子どもたちの問いかけに、小村先生も駆けつけて教えてくれました。
お茶会の練習が始まったころ、
不安や期待がたくさんの子どもたちでした。
「お茶会って何するの?」
「幼稚園でお菓子が食べられるの?」
「お点前ってどうするの?私、出来るかな・・・」
「何だか難しそう・・・」
でも、練習を重ねていくうちに、初めの不安はすぐに吹き飛び、
「僕、出来るようになった!」
「私ももう覚えたよ!」
「もっと練習したい!!明日も出来る?」
集中力も増して、好奇心旺盛で意欲的な子どもたちの姿に、
幼稚園生活での様々な行事や日々のお友だち同士での関りの中で、
一回りも二回りも大きくなった子どもたちの姿を、
お茶会の練習を通じて感じました。
本日のお茶会が終わってからも、
「また自分でお菓子作ってみる!」
「先生、またお茶会一緒にしよう!月曜日出来る?」
みんなで、楽しいこと・初めてのことを
沢山体験出来ましたね。