2017年8月15日火曜日

4歳児 わかば組

子ども達が揃うと、椅子を並べて朝の会を行います。
朝の会ではまず足を床につけて座り、
姿勢を整え、気持ちを落ち着けてから始るようにしています。

そして点呼の時には右手を挙げること、
お話を聞くときは目を見ることなど
一つひとつの動作を丁寧に行い、
小さなことをコツコツと積み重ねることで、集中力を高めています。

毎日15~20分間と短い時間ですが
この時間で幼児期に身に着けてほしい
「将来伸びていく子」を育てるための土台作りである
「人の話を聞く姿勢」を養っています。



年中になり鍵盤ハーモニカの練習も毎日頑張っています。
ドの音探しゲームからはじまり
、寝ている赤ちゃんがおきないようにと優しく吹くロングトーンやタンギング、
ソの音まで覚え、今では「ドレミのチューリップ」の曲にも挑戦中です。

まるでスポンジのように新しいことを日々どんどん吸収する子ども達です。

練習ではただ鍵盤がふけるようになるだけではなく、

「目が真剣だね。姿勢がきれいだね。」と
園長先生から教えていただいたほめ育てを実践し、

「音楽が好き。楽しい。」という気持ちを育てながら
練習に取り組んでいけるよう心掛けています。



マーチングに向けてばうちの練習も始まりました。
手首をつかうバチ練習に少し苦戦することもありますが、
少人数で練習を行うことで一人ずつの成長に向き合います。

「ばちうちって難しい」ではなく
「やった!できた!楽しい!」という気持ちで終われるよう、
小さな成長を見逃さずに誉め言葉を伝えます。


天気が良い日には毎日お外遊びに行きます。



外へ行くと砂場やすべり台や鬼ごっこうんてい等
思い思いの遊びを楽しみます。




子ども達が毎週楽しみにしている大好きな時間は、体操の時間です。
フラフープや鉄棒、マット運動など様々なことに取り組みます

体操の南村先生や西村先生は挑戦したこと、
少しでもできるようになったことを全力で褒め、
楽しみながら子ども達のやる気を高めてくださいます。
最近では運動会に向けてパラバルーンの練習が始まりました。

初めてバルーンの中にはいった子ども達は
「皆でキャンプしてるみたい」「バーベキューしたいな」と
楽しい会話が止まりませんでした。




毎週木曜日のアラン先生の英語の時間が子ども達は大好きです。
アラン先生は「最初はわからなくても大丈夫。


繰り返し、繰り返し聞くことで気づくときがくるよ」と教えてくださり、
毎週丁寧に英語を教えてくださります。

またアラン先生のユーモアたっぷりな会話や
ジェスチャーに子ども達の笑顔は絶えません。


「幼児の頃こそ本物を」という教育方針のもと
聴力が最も発達する時期に生きた英語を経験ています



せいか幼稚園での英語の時間は木曜日の
アラン先生の時間だけではありません

レイチェル先生が子ども達の遊びの中や普段の生活の中で、
毎日子ども達が行っていることを英語で話しかけてくださいます。
毎日生きた英語を聞くことで、子ども達にとって英語が特別な時間ではなく、
日常の時間へと変わるようです。

自由遊びの時間はわかば横の砂場で遊んだり、
粘土やお絵かきや制作、ブロックなど好きな遊びを楽しむのですが、
ここでは子ども達の発想力豊かな遊びがたくさん見られ、
私にとってもワクワクする時間です。
毎日いろんなことを発見し、感じ、吸収し、元気いっぱいに成長していく子ども達。
そんな子ども達と過ごす毎日は私にとっても新しい発見がたくさんあります。

時にはケンカをしてしまうことや
何か壁にぶつかってしまうこともあるかもしれません。

そんな時も子ども達と一緒に考え、悩み、共に成長していきたいと思います。

4歳児わかば組担任