2023年3月4日土曜日

新庄せいかナーサリー 2歳児作品展

 4月から指先遊びに取り組んでおり、つかむ、のばす、つまむ、通す、ひねる・・・といった動作を自然と身につけた子ども達は、毎日行うことで「できた!」の達成感を味わい、嬉しそうに教えてくれます。自分たちで好きな玩具を選んで行う指先遊びは、少しずつ細かくなったり難易度が高くなってきますが、集中して遊ぶ姿が見られます。最初は、保育士と1対1でしていましたが今では年下のお友だちに教えるほどです。






そんな指先遊びを制作に取り入れ、モビールを作ることにしました。日頃からシール貼りやのり貼り、なぐり描きを行ってきましたが、貼り方や描き方など同じ技法でもみんなそれぞれ違っていて、個性豊かなモビールが完成しました。



子ども達の「自分でしたい」の気持ちや「自分のやり方」を尊重して出来上がった世界に一つだけのモビールをお楽しみください。


 夏、絵画制作を始める前に、初めて絵の具遊びを行いました。最初に自由描きをし、筆の持ち方や丸、点々、線を描きました。




画用紙いっぱいにダイナミックに描き
「もう一回したい!」「次はこの色でしたい!」と興味津々でした。



そんなりんご組さんの絵画は『ひまわり』と『てんとう虫』。
戸外遊びやお散歩で虫やお花を見つけると嬉しそうに教えてくれ、保育室に帰ると図鑑を見て子ども達が輪になり「今日はこの虫がいたよ」「このお花みたね」とお話をしてくれることからこのテーマに決めました。



ひまわりは、実際に本物を見ると「黄色だ」「お花いっぱい」と色や花びらをよく見て観察し、まずは花びらの線引き遊びやのり貼りから取り組みました。


実際に絵の具で描いた時には色や形を確認しながらダイナミックに描く姿が印象的でした。


また園庭でよく見る本物のてんとう虫は、図鑑を見てまずは色や模様、手足について学びました。




「点々を描くよ」「足は6本!」と、てんとう虫の特徴をつかみながら楽しんで描いていました。








前室に子どもたちの可愛い作品を展示しております。

1年を通し、お友だちや先生と毎日たくさん遊んだり一緒に生活をするなかで「自分でしたい」の意欲やルールを守る大切さ、相手を思いやる気持ちが芽生えてきました。そしてそんなたくさんの経験から「これはどうなってるんだろう?」「もっとやってみたい」と自分で考える姿も見られます。
大きく成長したりんご組さんの、個性豊かな素敵な作品・表現豊かな絵画作品をゆっくりとお楽しみください。