今日の給食は
カルシウムたっぷり和歌山県 シラス丼でした。
今年度は、近畿の府県をめぐったメニューを月に1度
給食メニューで調理してくださっています。
シラス丼はせいか幼稚園で初メニューです。
和歌山市加太や有田郡湯浅町は、県内有数のシラスの産地だそうです。
「今日は、和歌山県メニューですよ。」と伝えると、
「行ったことあるよ。」「車で行けるんだよ。」と
おしえてくれました。
元せいか幼稚園通園バス運転士だったあらいさんが
ボランティアで幼児クラスの給食配膳等のお手伝いに来てくださっています。
手指消毒をした子ども達は、
カウンター越しにおかずのお皿をあらいさんから受け取ります。
その時に、いつもお店屋さんごっこのように
「300円です」「おつりです」などと
あらいさんと子ども達は言葉のやりとりを楽しんでいます。
すると、先日、5歳児クラスの数名の子ども達が自作のカードをもってきて、
にっこり笑って、あらいさんに「ペイペイでお願いします」と。
毎日繰り返しあらいさんと楽しむこの数分の言葉のやりとりですが、
子ども達の豊かな発想と工夫におどろかされます。
毎日の楽しい体験は子ども達の意欲を育てているのだなと思います。
「明日、こんな風にしてみようか?」「カード作ってみよう?」
「このカードだしたら、あらいさんびっくりするかな?」
子ども達はワクワクしながら、この瞬間を待って、
「ペイペイでお願いします」といったのでしょうね。
運動会に向けて、大人顔負けの演奏をする5歳児さん。
憧れているお兄さんお姉さんのように太鼓を持てた喜び、
見るよりも太鼓を持つって大変なんだ~と感じながらも、
やっぱり年長さんのマーチングのすごさに目を丸くしている4歳児さん。
先生達に甘えん坊の3歳児さんも自分の意志をもって遊びを選んだり、
運動会の練習で笛の音や先生の指示に合わせて動こうと頑張る姿。
一生懸命頑張る姿が輝いていますが、
ランチルームの毎日のこの時間、これも子ども達にとって、
ほっこりと幸せを感じる時間なのでしょうね