今年は、せいか幼稚園創立30周年です。
創立当初は、創立記念行事として、毎年11月に、
当時の園児さんもSLに乗ることを楽しんでいました。
そのころは、トーマスやヘンリーでなく、
石炭と水で走る機関車だったのです。
余談ですが、現在、せいか幼稚園の先生として勤務してくださっている
橋田先生や加門先生が、せいか幼稚園児だった時が、この機関車。
今でもこの日のことをよく覚えているそうです。
そして、熊原先生がせいか幼稚園の園児だった頃に
トーマスに作り替えて下さったのです。
子ども達の笑顔、笑い声が溢れる幼稚園に・・・
子ども達にたくさんの楽しい経験と
本物を感じてほしい・・・という願いを込めて、
子ども達の喜ぶ顔を思い浮かべながら作って下さった。と
当時、楽しみながら製作して下さったお話を聞かせて頂きました。
電車がお好きで、手先が器用、電機系統にも詳しい
会長先生、理事長先生、事務長先生が
部品(材料)を取り寄せ、
たくさんの時間をかけて、愛をこめて作って下さったのが
SL、線路、客車、駅舎、ふみきりです。
そして、現在のトーマスやヘンリーに作り替えて下さったのも
子ども達の喜ぶ形に変えよう!と
「子ども達の為に がんばろう」そんな
優しく、温かな会長先生、理事長先生、事務長先生の
お心だったそうです。
そして、今も子ども達の乗車日が近づくと
全ての車両の安全整備を行って、楽しい日の準備をして下さっています。
「子ども達を想う温かな心」が詰まったSLに乗ると、
嬉しく、楽しく、幸せな気分になるはずですよね。
今も昔も せいか幼稚園の子ども達の笑顔が溢れるSL乗車の日です。