毎日、園内には
こども達の元気な譜読みの声
練習するシンセサイザーのメロディー
太鼓の音色
こども達が奏でる音楽が園内に響いています。
今年度コロナウイルス感染症の為４～５月の臨時休園があり、
年中・年長のこども達は
この期間の音楽カリキュラム（バチ基本練習など）を
することができませんでした。しかし、
基本練習を飛び越えることはできません。
そこで現在、基礎練習を行いながらも、運動会で披露する
マーチング曲の練習をしています。
４歳児クラスの子ども達にとっては
初めてのことばかりです。
しかし、お友達や先生と励まし合いながら、
一生懸命頑張ること、そして一生懸命楽しむことを
目標に取り組んでいます。
譜読みだけでは、イメージがとれず、
こども達にとって基本練習は
あまり面白くないもの・・・
そこで、先生達は昨年の４歳児マーチングの映像を
こども達と見ました。
また、実際に太鼓を叩いてみることで、
楽器演奏前のバチ基本練習が大切なことも
知りました。
太鼓を上手に叩けるようになるように、バチ練習をがんばるぞ！
こども達のやる気が伝わります。
お兄さんやお姉さんの姿にあこがれていた１年前。
いよいよ自分たちも太鼓を演奏できる喜びを大切に
運動会までの日々を、みんなと励ましあいながら
練習していきます。
５歳児さんは、昨年のマーチング演奏経験もあり、
ひとりひとりが、自分の目標を持ち
練習に参加する姿が、頼もしいです。
練習が終わる時には、
今日はここまでできるようになったから、
明日はこんな風に練習をしようね。と
次の日の目標や期待感ももらって
練習を終わります。
今、マーチング練習は、先生達と個別（グループ別・パート別）練習で
丁寧に練習することを大切にしています。
先生の真似っこをしたり、
繰り返し練習してみたり
みんなの音が合わさるように、コツコツ練習しています。
個別で練習することで、
「ここは、こんな風に右・左・右ってバチをうごかすよ」
「さんはい」
「そう、上手にできた。」
「じゃあ～次は、こんな風にできるかな？」
先生に褒められ、また次のステップに進み・・・
また昨日よりも演奏できるところが増えていくのですね。
グループ練習に参加していない時間は、
自分で遊びたい遊びを選び、楽しんでいます。
「たっぷり遊び、そして、いっぱい頑張る。」
こども達の姿から伝わってきます。
各地で感染者数が増える中で、心配は尽きませんが、
こども達とこうして、
今、マーチング練習ができること。
こども達と元気に遊べること。
目標に向かって、みんなの気持ちをひとつに
がんばる時間をすごせること。
毎日の園生活全ての活動に喜び合い、
１日１日を大切に、笑顔で過ごしていきたいです。