2021年2月25日木曜日

4歳児 音楽会にむけて頑張る子ども達へのプレゼント①カエルチーム


毎日音楽会の練習を頑張っている年中さん。
本番を数日前に迎えたある日、素敵なプレゼントが届きました。

「みんながしっかり前を見て心をあわせることができるようになったら、可愛いカエルさんがみんなのところに来てくれるよ」

いつも年中さんの練習に参加してくださっている加門先生がみんなのために可愛いカエルのお面をプレゼントしてくださいました。


「カエルさんになっちゃったー」
「ケロケロ!!」とみんなカエルになりきって、さらにパワー発揮です!







そんなカエルチームの演奏をふたかみの森せいか子ども園の
4歳児キャロット組のお友達も見てくれました。

お客様が見て下さっていることに少し緊張しながらも、まるで本番のように意識し、
集中力を高めて素敵な演奏を聴かせてくれました。


「わー上手だね」と拍手をたくさんいただき、子ども達もとても嬉しそうでした。


また、園長先生も来て下さり「カエルの国に来たのかと思いましたよ」「ゆーっくりのところはスーイスイと気持ちよく泳いでるみたいだし、最後はみんなで元気に行進してるみたいだね」と、手足を動かしてみんなの演奏を表してくださってました。

そんなカエルチームは、練習を始めたころから小村先生と約束してきたことがありました。

「『カエルの合唱』という曲には『合唱』という言葉が入ってるんだけど合唱というのは1匹のカエルさんがいくらどんなに上手に歌ってもきれいな曲にはならないね。それにたくさんのカエルがいてもみんながバラバラで歌っていたらうるさい音になってしまうよね。
合唱というのはたくさんの人がいろんなパートに分かれてみんなで歌うことだけど、
それと同じで、カエルチームさんみんな一人ひとりの楽器できれいな音を奏でよう!みんなとあわせよう!という気持ちがなかったらこの『カエルの合唱』の演奏はバラバラになってしまう。みんな一人ひとりが心をあわせて素敵な曲に仕上げましょうね」


毎日小村先生が指揮をする場所の上からいつもカエルさんが
みんなのことを見てくれていました。
「みんながしっかり前を見てお客様に届けるパワーが集まったらキラキラの音符が増えていくよ」


このカエルの中にはみんなが頑張ったら増えていくというキラキラの音符が
入っていました。
はじめは真っ白な紙に1匹のカエルのイラストでしたが、みんなの心がひとつになって少しずつキラキラの音符が増えていきました。

「キラキラ増えてきて嬉しい」
「いっぱいのカエルの方が楽しい」
子どもたちのヤル気が日に日にパワーアップしていきました。

『カエルの合唱 変奏曲』は・・・・
はじめは朝になってカエルがゆっくり起きるようなリズム。
Aのところでは「よーし動くぞ」と動きだすような元気な音楽。
そしてBのところは少し眠くなってきたなというゆったりした雰囲気の中でキラキラのお星さまが輝くような音がなって、Cのところはみんなでスイスイと泳ぎながらワルツを踊りましょう♪
みんなで元気に行進をし、最後はみんなでそろってとまりましょう!!

カエルチームの心が一つになり
『カエルの合唱 変奏曲』のストーリーをそれぞれの楽器の音やリズムで奏で立派な素敵な曲に仕上がりました🐸

②に続きます!