2021年2月5日金曜日

4歳児 リレーに挑戦!

 
年長への進級を前に、初めてリレーに挑戦しました。

リレーをするにはいろいろなルールがあります。

『トラックの外側を走ります。内側には入りません』
『バトンは自分のクラスのお友達に渡しましょう』
『走り終わったら立ち止まらず、すぐにトラックの中に入って』
『お友達を抜かすことがあっても押してはいけません』
『靴が脱げてしまっても走り続けましょう』
『勝っても負けても、最後まで一生懸命頑張ることが一番大切です』



それでは早速「位置について・・・よーいスタート!」











12月に年長さんのリレー大会を見せていただいたこともあり、
リレーのルールもよく理解できていました。

お友達が走っている時には「○○ちゃん頑張れー!!」と一生懸命声援をおくっていたりと
白熱したリレー大会となりました。



2日連続で行ったのですが、実は1日目に1位だったクラスが2日目は3位でした。

2日目・・・結果発表をする前からそのクラスの子ども達はみんな
表情がいつもと違っていて下をむいている子もいました。

悔しいのかな・・と思いながら「みんなよく頑張ったね」と声をかけていたのですが、
園庭からの帰り道の子ども達の会話を聞いていると・・・


「昨日1位やったのに今日3位になっちゃったなぁ」
「次はまた1位になりたいなぁ」
そして悔しさから涙を流すお友達もいました。


この2日間のリレーを通して子ども達の中に『勝って嬉しい』『負けて悔しい』という
感情が芽生え、悔しいから次は絶対勝ちたいという気持ちが育っていることに成長を感じ、そんな子ども達の姿になんだか嬉しくなりました。

勝つともちろん嬉しい、だけど、負けることで次への目標がもてたり
悔しいからもっと頑張るという気持ちが芽生えるというのは、とても大切な経験です。

悔しいは人を成長させる感情だと聞いたことがあります。



勝ち負けを経験する中で嬉しさや悔しさを学び、次に勝てるようにするにはどうしたらいいのかを工夫して考えることの大切さ、友だちと協力し支え合う気持ちをもつこと、
あきらめずに頑張ろうとする姿・・・

ひとつひとつが子ども達の成長につながる大事な経験なので、色々な活動のなかから様々な子ども達の姿を見守っていきたいと思います。