乳児棟1階にて
2歳児すみれ・すずらん組の作品を展示しています。
作品のテーマは「きのこ」です。
10月の食育で実際にきのこに触れた子どもたち。
ツンツンと触ってみたり、匂いをかいだりして興味津々!!
給食でキノコが入っていると「キノコ見つけたよ!」と
嬉しそうに教えてくれました。
きのこを描くと知ると
「きっきっきのこ♪」と「きのこ」の歌を歌い始めた子ども達。
まずはクレパスできのこの傘に柄を描きました。
「この色で描きたい!」と色を決め、
クレパスを握るとひとつの丸でもその時の想いや、
気持ちがこもっています。
「大きく描きたいな」「かわいい丸できた!」
「顔にしたい!」
「大きいのはパパ」「小さいのはママ」
「これは赤ちゃん」「かわいい色できた!」
と丸を描くだけでもたくさんの会話が生まれていました。
赤色と黄色、どちらにするか聞くと真剣に悩む子ども達。
「こっちにする!」と決めると思いきり塗り進めたり
慎重に隅々まで塗ったりと、
子ども達の性格によって違う筆の進め方に
個性があふれていました。
絵の具がクレパスに弾くことに気付いて、
はじき絵の特徴に「魔法みたい!」と不思議がる姿も見られました。
紐通しでは、子ども達のやってみたいの気持ちを
引き出せるように工夫しました。
最初は「ここにいれる?」「先生こうするの?」と
毛糸を通していましたが
「そうそう」「素敵だね」と声を掛けると自信が付き、
次第に質問も止まり指先に集中して
小さい穴に毛糸を通していくことに取り組む子ども達でした。
完成した作品と写真を撮ると、
はにかむ笑顔で「パパに見せたい!」「ママに見てもらう!」と
話していた子ども達です。
その言葉を聞き、私たちも作品展の作品を通して幸せな気持ちになりました。
子ども達の思いのつまった個性様々な作品です。
お子様とゆっくりとご覧くださいませ。