2021年12月9日木曜日

「クレーンだ!!」

 晴天の今日は、朝から元気いっぱい

お外あそびをたのしんでいた2歳児すみれ組の

子ども達。

芝生広場で、走っていると、

幼稚園の建物向こう側に

クレーンを発見した子。

「あ!!クレーンだ~」

その言葉にみんな大集結し、

建物の向こう側に見えるクレーンの端っこを眺めます。

小さいね・・・

もっと見てみたいね。

そうだ!!!近づいてみよう・・・。

でも。

近づくと、建物にかくれんぼしてしまって

「近くに来たのに、見えなくなったね~」

そこで、みんなで考えました。

遠くに離れてみよう!と次は園庭のフェンス沿いまで下がってみました。

「わあ~見えたよ!!」

すると、子ども達はもっと、もっと

クレーンのことが知りたくなりました。

「あの下ってどうなってるのかな~?」

「本当だね~、あの下、どうなっているのか見てみたくなったね。」と先生も

子ども達の不思議、しりたい気持ちを受け止めて、

「どこにいったら見えるかな?」と問いかけながら、

子ども達とのクレーンの下が見えるのはどこだ!!の探検が始まりました。


坂をあがっていったら見える!

「ほんとだ~見えた!」

階段をあがったら見える!

「ほんとだ~見える!」

もっと見えるところ・・・・

あやめ組のおにいさん、おねえさんのお部屋のベランダ!!

見てみたい、知りたい・・・気持ちが、達成できた子ども達の

満たされた表情は誇らしく、輝いていました。

子ども達が発見したことに、こだわって、一緒に楽しむ。

子育てでも、保育でも、

子ども達の好きなことを大人(親や保育士など)が一緒に興味を示して楽しむこと

このことが、その子を認めることに等しい。

今、あることに目を向け、認め、応援することが、子ども達も大人(親や保育士等)も

みんな、幸せになっていくのでしょうね。