2021年6月11日金曜日

年長クラス 田植え体験

昨日、バス運転士 山下さんに田植え体験をさせて頂きました。

まずは山下さんから、稲の苗について、苗はどこを持って、どうやって植えたら良いのか教えて頂きます。

初めての田植え体験にみんな興味津々!


「みんな、田植えって知ってるかな?みんなが食べているお米は、この苗が大きくなって出来るんだよ。

今は機械で植えることもできるけど、昔の人たちや、今でも小さい田んぼは手で植えているんだよ。」




「なんか下の方、くっついてるね。」
「一つじゃなくて、いっぱい植えるんだ」




「なんか、どろどろ・・・」
初めての田んぼの状況に、子ども達も少し顔がくもります。
「それはね、お野菜よりも、お米の苗が、たくさんの水が初めに必要だからなんだよ。」
「そっか!じゃあ、僕どろんこでも平気!」
「私も!手を洗えば大丈夫!」







いつものどろんこ遊びとは違う、初めての泥の感触。

なかなか簡単には植えられず、”あれ?難しい・・・”と苦戦しながらも、植えることが出来ました。


最後に、今日年長さんが植えた稲でどのくらいのお米が出来るのか?子ども達に質問してみました。

「100杯!」

「10000杯!」

子ども達が元気いっぱい答えます。

 「残念・・そんなには出来ないなあ。」と、山下さん。

「え~!?じゃあ、50杯?」

「もしかして、1杯?」

「正解は、おちゃわん8個分くらいだよ」


みんなが予想していたよりも、ずっとずっと少なかったようです。



田植えに向けて、1か月以上前から、土作りや水の管理をしてくださりました。

これから毎日お水が枯れないように管理したり、土用の丑の日になると今度はお水を抜いて、稲が育つように細目にお世話しなければいけません。

お米になって、みんなが毎日お腹いっぱいご飯が食べられるようになるまで、たくさんたくさん手を掛けてあげなければ、お米が育たない事、たくさんの苗を植えなければいけない事を教えて頂きました。


他のお野菜と共に、これからお世話していきたいと思います。

貴重な体験、ありがとうございました。