2021年4月8日木曜日

4歳児 「これがだめなら、こうしてみたら?」

 春休みデイスクール最終日

一足早く、新年度の保育に参加している2号、新2号のお友達です。

新しいクラス、新しい先生と一緒に過ごしながらも、

4歳児クラスみんな一緒にお外遊びに出かけると、

これまで一緒のクラスだったお友達とも

遊ぶことができて、嬉しい様子です。

遊具遊びや木陰で砂で遊んだり、葉っぱを見つけて遊んでいました。

すると、泣き声が聞こえてきました。

「どうしたんだろう?」と事情を聞いてみると、

お友達がもっている木の小さい枝を使いたかったけれど、譲ってもらえなかった・・・

子ども同士で、「貸して!」「今は貸せない!」。

この場面をどんな風に乗り越えて、解決していくだろう・・・と

それぞれの想いに添いながら、見守り過ごしていると、

周りの子ども達も、知恵を出し、お助けマンの登場です。

園庭のあちこちから、同じような木の小枝を見つけてきて、

「これ使ったら?」「こっちはどう?」

子ども達同士でどんどん、解決しようと考え、声をかけ・・・

そして、最後は、2人が使いたかった小さな枝を、ぽきっと折って

2本にしてくれたのです。

使いたかった小枝1本を2本に増やして、二人で使おう!!

みんなのいろんな意見、助けてもらうことで、心が和み

良い解決策を自分たちで考え、納得できた瞬間の

子ども達の笑顔は、キラキラ輝いていました。

これまでの集団生活の中で得た「これがだめなら、こんな風にしてみたら?」

そして、困っているお友達がいたら、みんなで仲良くできるように考えてみよう!

4歳児クラスの子ども達の姿に、子ども達の無限の力を感じ、

これから始まる1年、どんな成長を共に感じられるのか楽しみです。