2021年5月18日火曜日

「先生、あのね~」3歳児クラス

 子ども達が過ごす保育室を回ると、

子ども達は、「おはようございます」

「こんにちは」と挨拶をしてくれます。

「上手にご挨拶できて、園長先生うれしくなったよ」と

伝えると、にっこり。

すると、次から次へと子ども達が挨拶をしてくれます。

僕もできるよ。私も!!

友だちの姿を見て、すごいな~と感じ、真似てみる

すると、上手にできた。褒めてもらえた。

嬉しい!!子ども達の毎日の生活で、

こんな活動が連続的に行われているのでしょう。

さて、3歳児クラスのお部屋に行くと、

「えんちょうせんせい、みてて~」と

いつもやっている遊びを披露してくれます。


〇〇くんは、「ぼく、にんじん たべられる!」


すると、○○くんも「ぼくはピーマンたべる!」

そして、〇〇くんは「きゅうしょく ぜんぶたべる」

みんなで競い合うように、「ぼくは、かっこいいですよ!」の

アピールタイムでした。

こんな風に人懐っこく、たくさんお話を聞かせてくれるのは

とってもうれしい時間ですね。

そして、自分の素晴らしいことを自信をもって発表できることは、

また新たなチャレンジの力になると思います。


3歳児クラス保育室中央にある「YY広場」は、

せいか幼稚園が大切にしている教育の「指先あそび」で

たっぷりと遊べる場所です。




指先を使うことが知能の発達において優れていることは

皆さまもご存じだと思いますが、

子ども達とって指先あそびは、

自分で自分をトレーニングする重要な遊びなのです。

子ども達の発達段階を踏まえたうえで、

幼児特有の知的好奇心を考慮して計算されつくられた

YY広場のおもちゃは、

「これで遊んでみたい!」と子ども自身が

選び、遊びます。

「これで・・・して遊びたい」

自分で目標を決めて遊び始めているようです。





同じおもちゃで繰り返し、繰り返し遊ぶ子、

1回で満足する子、さまざまですが、

みんな、自分で「できた!」と達成感を

感じています。