子ども達が過ごす保育室を回ると、
子ども達は、「おはようございます」
「こんにちは」と挨拶をしてくれます。
「上手にご挨拶できて、園長先生うれしくなったよ」と
伝えると、にっこり。
すると、次から次へと子ども達が挨拶をしてくれます。
僕もできるよ。私も!!
友だちの姿を見て、すごいな~と感じ、真似てみる
すると、上手にできた。褒めてもらえた。
嬉しい!!子ども達の毎日の生活で、
こんな活動が連続的に行われているのでしょう。
さて、3歳児クラスのお部屋に行くと、
「えんちょうせんせい、みてて~」と
いつもやっている遊びを披露してくれます。
〇〇くんは、「ぼく、にんじん たべられる!」
すると、○○くんも「ぼくはピーマンたべる!」
そして、〇〇くんは「きゅうしょく ぜんぶたべる」
みんなで競い合うように、「ぼくは、かっこいいですよ!」の
アピールタイムでした。
こんな風に人懐っこく、たくさんお話を聞かせてくれるのは
とってもうれしい時間ですね。
そして、自分の素晴らしいことを自信をもって発表できることは、
また新たなチャレンジの力になると思います。
3歳児クラス保育室中央にある「YY広場」は、
せいか幼稚園が大切にしている教育の「指先あそび」で
たっぷりと遊べる場所です。
指先を使うことが知能の発達において優れていることは
皆さまもご存じだと思いますが、
子ども達とって指先あそびは、
自分で自分をトレーニングする重要な遊びなのです。
子ども達の発達段階を踏まえたうえで、
幼児特有の知的好奇心を考慮して計算されつくられた
YY広場のおもちゃは、
「これで遊んでみたい!」と子ども自身が
選び、遊びます。
「これで・・・して遊びたい」
自分で目標を決めて遊び始めているようです。
同じおもちゃで繰り返し、繰り返し遊ぶ子、
1回で満足する子、さまざまですが、
みんな、自分で「できた!」と達成感を
感じています。