毎日の保育では、手足や全身を使ったサーキット遊びに夢中で、楽しそうなものを見つけると自然と体を動かしているさくらんぼ組さん。
今回の演目では自由に好きな遊びを楽しんでほしいという思いから、さくらんぼ組さんの大好きなサーキット遊びや「いないいないばぁ」遊びを取り入れました。
トンネルをくぐってみたり、マットのお山をこえてみたりはもちろん、その中でお友だち同士顔をあわせて笑いあう姿も見られました。
特に「ばぁっ」とお友だちの顔をのぞきこんだり、反対側にまわって「ばぁっ」と言いながら追いかけっこを楽しむ様子はとても微笑ましいです。
また、ハイハイや歩くスピードが早くなってきた子どもたちは、たくさん並んでいる遊びの中から自然と好きなものを目指して1,2,1,2とすすむ姿には感心させられました。
「これはなんだろう」「入れるかな?」と考えてみたり、手や足を考えながら動かす様子は、見ていて「なるほど」と子どもたちの成長を感じさせられるものです。
こんなに小さな子ども達でも、自分で選んだ遊びを繰り返すことで自分の世界を広げていくことができるのですね。
そんなさくらんぼ組さんは、みんなが大好きな絵本『はらぺこあおむし』を題材に選びました。
あおむしに変身した可愛いこどもたちが、大好きな遊びを自由に思い切り楽しんでお散歩に出かけます。
保育室での練習では、毎日違う遊びを用意しました。草を置いてみてかくれんぼをしてみたり、時にはボールをだして箱の中に入れる遊びをしたり、果物をあおむしのお口にパクっといれてみたり・・と、子どもたちの遊びの様子やどんなことに興味をもっているのかを見ていると、毎日表現や表情が変わり本当に楽しかったです。
お兄さん・お姉さんがお客様になって見てくれていると、バイバーイと手を振ってみせてくれることもありましたよ。
小さなお友だちは台車に乗ってお散歩に出発です!
まるでディズニーランドのパレードかのように笑顔で手を振ってくれている様子は本当に可愛くて、見ている私たちは「可愛い♡可愛い♡」を連呼していました。
当日は、大好きな保護者様が目の前で見てくださっていたり、大勢のお客様やいつもとは全く違う雰囲気にもしかしたら涙されるかもしれません。
それでも、保護者様と離れ、先生やお友だちと一緒に舞台にたっていることですら、この小さな子ども達にはものすごく大きな大きなことなのです。
入園当初はまだハイハイが出来なかったり、歩くことができなかった子どもたちが、毎日園で過ごす中で、こんなにも大きく成長してくれました。
ぜひ温かく見守っていただけたらと思います。
それでは可愛いあおむしちゃんたちの大冒険をお楽しみください。